特許
J-GLOBAL ID:200903014321007577

矩形チップ連続体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂上 好博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157464
公開番号(公開出願番号):特開平8-021916
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】偏光フィルム等の原板シートから裁断された帯状シート材から矩形チップ連続体を自動的且正確に製作できるようにすること。【構成】帯状シートを長手方向の一定長さに下方から裁断した矩形チップとしてのワーク(6) を吸着ベッド(3) に吸着保持させ、この吸着ベッド(3) を、ワーク(6) の被覆フィルムを粘着テープを用いて剥離する為の剥離セクション(S2)から、台紙テープ(70)に貼着する為の貼着セクション(S3)に間欠的に移送させ、貼着セクションでは、前記台紙テープ(70)を剥離セクション(S2)にて露出状態となったワーク(6) の接着剤層に前記台紙テープ(70)を押しつけて両者を貼着させ、その後に、台紙テープを一定寸法送った後前記一連の工程を繰り返すようにしたこと。
請求項(抜粋):
帯状のワーク(W) の断面の幅及び深さに略一値した断面の案内溝(10)を上面に長手方向に亙って形成した供給側ベッド(1) と、この供給側ベッド(1) の上方に設けられて前記ワーク(W) を前記案内溝(10)に沿って間欠移送させる為の送り装置と、この供給側ベッド(1) のワーク移送方向の下流側に直列に設けた裁断セクション(S1)、剥離セクション(S2)、貼着セクション(S3)と、供給側ベッド(1) の下流側端部の上面に平面状下面が対接し且裁断セクション(S1)に突出させた押え板(2) と、前記供給側ベッド(1) の下流端に続けて配置され且前記押え板(2) の下面に対向するように設けられた裁断用の刃(4) と、ワーク(W) の断面に一致する幅及び深さの保持溝(32)を具備し且前記裁断セクション(S1)から剥離セクション(S2)を経て貼着セクション(S3)に所定のタイミングで間欠的に移動してその後に裁断セクション(S1)に復帰するように前記供給側ベッド(1) と同じ高さ位置で動作する吸着ベッド(3) と、前記吸着ベッド(3) に裁断後の製品ワーク(6) を吸着させると共に貼着セクション(S3)で当該吸着を解くように動作する吸引手段と、剥離セクション(S2)における吸着ベッド(3) の移動域の上方に昇降自在に設けられた押圧片(51)と、この押圧片(51)の下端に粘着面が下方に向く姿勢で対接するように張設された粘着テープ(T) と、この粘着テープ(T) を所定のタイミングで間欠走行させるテープ移送手段と、貼着セクション(S3)における吸着ベッド(3) の移動域の上方にて前記吸着ベッド(3) の移動方向に対して直角方向に張設された台紙テープ(70)と、この台紙テープを吸着ベッド(3) の上面に押しつける為の押圧ロール(73)と、前記台紙テープ(70)を製品ワーク(6) の貼着間隔に合わせて移送させる台紙テープ移送手段とを具備する装置を用い、供給側ベッド(1) の案内溝(10)に被覆フィルム(90)が上面となるようにワーク(W) を収容し、吸着ベッド(3) を裁断セクション(S1)に位置させ、供給側ベッド(1) に保持させたワーク(W) を裁断寸法に適する寸法だけこのワーク(W) の端部を裁断セクション(S1)に突出させて吸引手段を動作状態とする工程と、刃(4) を昇降駆動させることにより前記刃(4) を押え板(2) の下面に食込ませてワーク(W) の前記突出部を製品ワーク(6) に裁断する工程と、この製品ワーク(6) を吸着ベッド(3) に吸着させてこの吸着ベッド(3) を剥離セクション(S2)に移動させて停止し、この停止状態で前記吸着ベッド(3) に吸着された製品ワーク(6) の上面に押圧片(51)の下端に沿わせた粘着テープ(T) の粘着面を押しつけて被覆フィルム(90)に貼着させた後この粘着テープ(T) を前記押圧片(51)と共に持ち上げて前記被覆フィルム(90)を剥離し、その後に粘着テープ(T) の新たな粘着面を押圧片(51)の下方に位置させる工程と、前記吸着ベッド(3) を貼着セクション(S3)に移動させて停止し、前記吸着ベッド(3) に保持させた製品ワーク(6) の接着剤層(92)に対して台紙テープ(70)を押圧ロール(73)によって押し付けた後、吸引手段を停止させた状態で前記押圧ロール(73)を上昇復帰させ、その後に台紙テープ(70)を台紙テープ移送手段によって一定距離移送させる工程と、からなり、その後に吸着ベッド(3) を裁断セクション(S1)に復帰移動させて上記一連の工程を実行させることにより台紙テープ(70)に製品ワーク(6) を順次所定の間隔で貼着するようにした矩形チップ連続体の製造方法。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510

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