特許
J-GLOBAL ID:200903014321346118

シリルイソシアヌレートの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195226
公開番号(公開出願番号):特開平10-067788
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 着色の少ないイソシアヌレートを高収率で、毒性材料を取り扱う必要なく製造することができる。【解決手段】 本発明はシリルイソシアヌレートの製造法を与える。その方法は塩基性触媒の存在下でアミノシランをジアルキルカーボネート、ジアリールカーボネート又はそれらの混合物と反応させてシリル有機カルバメートを得、場合により塩基性触媒及び残留アミノシランを中和剤で中和し、クラッキング触媒を加えて減圧下で加熱し、シリルイソシアヌレートを得るか、あるいはシリル有機カルバメートをクラッキング触媒及び三量化触媒の存在下の減圧下でカルバメートの解離に十分な温度に加熱してシリルイソシアヌレートを得る段階を含む。
請求項(抜粋):
式(IV)【化1】[式中、Rは、炭素数が2-11の二価炭化水素基であり、R1は、(i)炭素数が1-8のアルキル基又はハロゲン化アルキル基、(ii)環炭素数が少なくとも6のアリール基及び(iii)アラルキル基から成る群より選ばれ、Xは(i)アルコキシ基(ii)トリアルキルシリルオキシ基及び(iii)アルコキシ-置換アルコキシ基から成る群より選ばれる加水分解可能な基であり、aは両端を含む0-3の範囲の整数である。]で表わされるシリルイソシアヌレートの製造法において、(1)塩基性触媒の存在下で、式(I)NH2RSiX(3-a)R1a (I)[式中、R、R1、X及びaは上記と同じである。]で表わされるアミノシランを、式(II)【化2】[式中、R2は同一又は異なり(i)炭素数が1-8のアルキル基及び(ii)炭素数が6-8のアリール基から成る群より選ばれる一価炭化水素基である。]で表わされるジアルキルカーボネート、ジアリールカーボネート又はそれらの混合物と反応させ、反応混合物を形成し、(2)中和剤で塩基性触媒を中和し、(3)加熱しながらクラッキング触媒を加えてシリルイソシアヌレートを得る、段階を含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C07F 7/18 ,  B01J 31/02 101 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07F 7/18 W ,  B01J 31/02 101 X ,  C07B 61/00 300

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