特許
J-GLOBAL ID:200903014326589558

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-161683
公開番号(公開出願番号):特開平9-015253
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 合成樹脂21に包埋されたセンサ20aを保持したカバー18bを外輪8に装着する際に、このセンサ20aとトーンホイール13aとが強くぶつかるのを防止する。【構成】 カバー18bの嵌合部37の先半部39を、外輪8に緩く嵌合自在とする。組立作業時には、上記先半部39を外輪8に緩く嵌合した後、基半部40を締まりばめで嵌合する。各部の寸法関係を規制する事により、トーンホイール13aを構成する大径部15aの先端縁とセンサ20aの先端部とが衝合するのを防止する。
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有し使用時に回転しない外輪と、外周面に内輪軌道を有し使用時に回転する内輪相当部材と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、上記内輪相当部材の端部に固定された円筒状のトーンホイールと、円筒状の嵌合部を有し、この嵌合部を上記外輪の開口端部周面に嵌合させる事によりこの外輪の開口端部に固定されたカバーと、このカバーに保持された状態でその周面を上記トーンホイールの一部周面と対向させる円環状のセンサとを備える回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、次の?@?Aの要件を備える事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。?@ 上記嵌合部の周面うちで上記外輪の開口端部周面と対向する周面部分は、先半部と基半部とで直径が異なり、先半部は上記開口端部周面に緩く嵌合し、基半部はこの開口端部周面と締め代を持って嵌合する。?A 上記先半部の周面の直径と上記外輪の開口端部周面の直径との差を△<SB>1</SB> とし、上記トーンホイールの一部周面の直径と上記センサの周面の直径との差を△<SB>2</SB>とし、上記嵌合部の軸方向長さをL<SB>1</SB> とし、上記トーンホイールの先端縁と上記センサの周面で先端の面取り状部分を除いた部分とが軸方向に亙って重畳する長さをL<SB>2</SB> とし、上記嵌合部の先端部が上記センサの周面で上記面取り状部分を除いた部分の先端から突出する軸方向長さをL<SB>3</SB> とし、上記外輪の開口端部周面の端縁部に形成した面取り部の軸方向長さをcとした場合に、L<SB>1</SB> -L<SB>2</SB> -c>0であり、且つ、|{L<SB>3</SB> -(L<SB>1</SB> -L<SB>2</SB> -c)/2}・{△<SB>1</SB> /(L<SB>1</SB> -L<SB>2</SB> -c)}|<△<SB>2</SB> /2である。
IPC (3件):
G01P 3/487 ,  B60T 8/00 ,  F16C 19/00
FI (3件):
G01P 3/487 F ,  B60T 8/00 A ,  F16C 19/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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