特許
J-GLOBAL ID:200903014328512595
電気生理特性測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020125
公開番号(公開出願番号):特開平9-211010
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【目的】 簡易な構成で、高い位置分解能で顕微観察や電気生理学特性測定が可能な電気生理特性測定装置を提供する。【構成】 試料900の広域像を観察する光学顕微鏡部100と、先端に微小開口を有し、先端の微小開口からエバネッセント光を出力するガラスマイクロピペット電極200と、ガラスマイクロピペット電極200を走査しながら、試料900の局所像を観察する走査型近接場光学顕微鏡部300と、ガラスマイクロピペット電極200の先端を試料900の表面から200nm以内の距離に設定する電極高さ設定部400と、電流をガラスマイクロピペット電極200を介して導出して記録するパッチクランプ測定部500と、電気生理学的情報を収集し、解析し、記録するとともに装置全体を制御する解析制御部600とを備える。
請求項(抜粋):
試料の広域像を観察する光学顕微鏡部と、先端に微小開口を有し、外周部に光反射膜および絶縁膜が形成されるとともに、内部空間に電極液を収納し、後端の開口から前記微小開口の径より長い波長の光が導入されると、前記微小開口からエバネッセント光を出力するガラスマイクロピペット電極と、照射光を発生する光照射部を備え、前記ガラスマイクロピペット電極を移動しながら、前記ガラスマイクロピペット電極を介してエバネッセント光を試料に照射し、前記試料の局所像を観察する走査型近接場光学顕微鏡部と、前記ガラスマイクロピペット電極と前記試料との間の距離を200nm以下に近接させる電極高さ設定手段と、前記ガラスマイクロピペット電極を通して電圧を印加して、その結果生じた電流を検出するとともに、前記試料中の単一の生細胞あるいは生体膜の微小な領域から生体膜を横切る電流を前記電極液を介して導出して記録するパッチクランプ測定部と、前記走査型近接場光学顕微鏡部から得られた前記試料の局所像と、前記走査型近接場光学顕微鏡部の光の照射位置ごとに前記パッチクランプ測定部から得られた電気生理学的情報とを収集し、記録し、解析するとともに、装置全体を制御する解析制御部と、を備えることを特徴とする電気生理特性測定装置。
IPC (4件):
G01N 37/00
, G01N 27/416
, G01N 33/48
, G01N 33/483
FI (4件):
G01N 37/00 D
, G01N 33/48 M
, G01N 33/483 F
, G01N 27/46 U
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