特許
J-GLOBAL ID:200903014331299207

赤外線検出素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314646
公開番号(公開出願番号):特開平6-160185
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 例えば、人体検知のような温度差を検出するために適した小型で、低雑音、高感度化を図ること。【構成】 4個の同特性のサーミスタでブリッジ回路を構成する。環境の温度変化に対しては、4個のサーミスタが同様に抵抗値変化を起こすので、信号出力端子a-b間の電位差は発生しない。電源1で発生するノイズはブリッジ回路の両辺に分散する。この時、4個のサーミスタ(赤外線検出部Ta〜Td)が同特性であれば、ブリッジの両辺に分散するノイズVn1 とVn2 は等しくなる。点aの電位をVa+Vn1 、点bの電位をVb+Vn2 とすると、信号出力端子a-b間の電位差は、(Va+Vn1 )-(Vb+Vn2 )となる。従って、信号出力端子a-b間の電位差を検出する時、ノイズVn1 とVn2 は相殺され、電源ノイズは出力信号には影響を及ぼさないのである。
請求項(抜粋):
半導体基板の一面に4つの赤外線検出部を備え、この赤外線検出部に下部の基板がエッチングにより取り除かれた構造の赤外線検出素子において、上記赤外線検出部をサーミスタで構成すると共に、4つの赤外線検出部にてブリッジ回路を構成し、各辺の赤外線検出部の接続点より出力される出力を差動増幅する差動増幅器を設けたことを特徴とする赤外線検出素子。
IPC (3件):
G01J 1/42 ,  G01J 1/02 ,  G01J 5/24

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