特許
J-GLOBAL ID:200903014332399930

メモリ必要量削減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-332134
公開番号(公開出願番号):特開平11-251919
出願日: 1998年11月24日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 量子化器を選択するより効率的な方法を提供することにより、必要なメモリ容量を削減する。【解決手段】 ブロック単位で転送することができる情報の符号化/復号システムにおいてデジタルデータブロックのストリームを一時的に記憶するためのメモリ必要量を削減するためのメモリ必要量削減方法であって、データを、木探索ベクトル量子化(TSVQ)によりブロック単位で圧縮、符号化してメモリに記憶し、読み出し段階で、符号化され、圧縮されたデータを復号、圧縮解凍してデジタルデータブロックのストリームを再構成する。
請求項(抜粋):
ブロック単位で転送することができる情報の符号化/復号システムにおいてデジタルデータブロックのストリームを一時的に記憶するためのメモリ必要量を削減するための、データを、木探索ベクトル量子化(TSVQ)によりブロック単位で圧縮、符号化してメモリに記憶し、読み出し段階で、符号化され、圧縮されたデータを復号、圧縮解凍してデジタルデータブロックのストリームを再構成するメモリ必要量削減方法であって、事前に設定された次元のベクトルに分解されるストリームの各データブロックR(行)×C(列)の走査経路を固定するステップaと、データのブロックの走査経路の第一ベクトルV(1...J,1...K)を未修正で符号化するステップbと、生成するR×Cブロックの走査領域を1個以上の領域に分割するステップcと、領域ごとに領域に属する走査経路の隣接するベクトルのホモローグ成分の間の差の絶対値の和の平均値として複雑さ測度を選択して計算するステップdと、測度の量子化値の表における2進探索にしたがって、そのアドレスを符号化して量子化ベクトルの表を選択するマルチプレクサを制御するのに使用してアドレスを正しく圧縮した値をメモリに運ぶマルチプレクサに送ることにより量子化するステップeと、量子化される現ベクトルの予測子ベクトルを、予測誤差ベクトルの走査および計算にしたがって最後に復号されたベクトルの複写ベクトルを生成するステップfと、複数のアドレスの中から量子化測度のアドレスによって選択される量子化ベクトルの読み取り専用表における2進木探索にしたがって予測誤差ベクトルを量子化して表のアドレスを符号化し、それをメモリに運ぶマルチプレクサに送るステップgと、量子化ベクトルの選択された表から読み出されたベクトルの成分をすでに復号されたベクトルの複写ベクトルに加え、走査経路および選択された領域にしたがって次に符号化するベクトルの予測ベクトルを生成するステップhと、走査経路にしたがってR×Cブロックを構成するすべての領域および各入力データブロックのすべての走査ベクトルについてステップd〜hを繰り返すステップiと、量子化された複雑さ測度を用いて探索に使用される木様図式の図心に対して読み取り専用表を事前に乗算し、デジタルデータブロックの物理的パラメータ(ルミナンス、クロミナンス)の予測誤差を量子化するための事前に計算された表を生成するステップjと、事前に計算された表のR×Cブロックが分割される領域のそれぞれの複雑さ測度を推測し、量子化することによって生成されるアドレスによって選択される表を使用して予測誤差を量子化するステップkと、を行うことを特徴とするメモリ必要量削減方法。
IPC (2件):
H03M 7/30 ,  H04N 7/32
FI (2件):
H03M 7/30 B ,  H04N 7/137 Z

前のページに戻る