特許
J-GLOBAL ID:200903014337556015

ニユーラルネツトワーク応用雨水流入量予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295729
公開番号(公開出願番号):特開平5-134715
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ポンプ運転支援のための雨水ピーク流入量の(時間変化の)予測を自動的にかつ精度よく行なえることを最も主要な目的としている。【構成】レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強度に換算した降雨開始から等時間間隔で離散的な積算雨量データを学習用入力データ、またポンプ施設の水位計、ポンプ運転による吐出量からポンプ施設に流入する雨水流入量を演算した降雨開始から等時間間隔で離散的な雨水流入量を学習用出力データとして蓄え、学習用入力データである積算雨量データ、学習用出力データである雨水流入量を基に、バックプロパゲーション法によりニューラルネットワークの重み係数を学習して蓄え、この重み係数を用い、降雨当日の積算雨量データと判定値から、ニューラルネットワークにより雨水流入量を予測して出力することを特徴としている。
請求項(抜粋):
雨水排水を目的とする下水道ポンプ場または処理場等のポンプ施設に対し、レーダ雨量計を用いてニューラルネットワークによりポンプ運転支援のための雨水流入量を予測する雨水流入量予測装置において、前記レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強度に換算し、当該換算した降雨開始から等時間間隔で離散的な積算雨量データを学習用入力データとして蓄えると共に、前記ポンプ施設の水位計およびポンプ運転による吐出量から前記ポンプ施設に流入する雨水流入量を演算し、当該演算した降雨開始から等時間間隔で離散的な雨水流入量を学習用出力データとして蓄える学習用実績情報入力手段と、前記学習用実績情報入力手段により蓄えられた学習用入力データである積算雨量データ、および学習用出力データである雨水流入量に基づいて、バックプロパゲーション法によりニューラルネットワークの重み係数を学習し、当該学習済みの重み係数を蓄える予測モデル構築手段と、前記予測モデル構築手段に蓄えられた学習済みの重み係数を用いて、前記学習用実績情報入力手段により入力される降雨当日の降雨分布実績である積算雨量データと前降雨実績である判定値とから、ニューラルネットワークにより雨水流入量を予測する流入量予測手段と、前記流入量予測手段により予測された雨水流入量を出力する出力手段と、を備えて成ることを特徴とするニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置。
IPC (2件):
G05B 17/02 ,  G06F 15/18

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