特許
J-GLOBAL ID:200903014348248258

熱定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 壯祐 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-294540
公開番号(公開出願番号):特開平7-129019
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】用紙の種類とはかかわりなく、消費電力が少なく、発熱の立ち上がりの応答がよく、かつ熱定着部近傍の構成部や各種構成部材に熱的な悪影響を与えることなく、熱定着を適正に行えるような簡単な構成の加熱ローラを採用して、用紙に異常があるとき同熱定着をタイミングよく停止するようにした熱定着装置をコンパクトな構成にて提供する。【構成】加熱ローラ30は、中心軸31に、基体部32、各電極部33aを有する電極層33、各電極33aを挿入した各貫通穴34aを有する弾性層34、抵抗層35、共通電極層36及び融着防止層37を順次円筒状に嵌装してなる。加熱ローラ30とプレッシャーローラとの間のニップ部に異常圧力が加わると、マイクロコンピュータは圧力センサ80aの圧力検出信号に基づき加熱ローラ30の駆動及び直流電源の直流電圧の印加を停止する。
請求項(抜粋):
静止部材に回転可能に軸支されると共に、その回転軸に略同心的に設けられて複数の貫通穴を形成してなる円筒状絶縁弾性層と、この絶縁弾性層に略同心的に嵌装されて前記各貫通穴内にそれぞれ挿入した各電極部を有する円筒状電極層と、前記絶縁弾性層を介し前記電極層に対向するように前記絶縁弾性層に略同心的に嵌装された円筒状抵抗層からなる加熱ローラと、この加熱ローラとの当接のもとに用紙を挟持するためのニップ部を形成するように前記静止部材に回転可能に軸支されたプレッシャーローラと、前記加熱ローラの前記電極層と前記抵抗層との間に電力を供給する電力供給手段とを有し、前記加熱ローラと前記プレッシャーローラとの当接により生じる前記ニップ部に対応する部分の弾性変形に伴い、前記ニップ部に対応する前記電極層及び抵抗層の各部分をこれに対応する各電極部にて相互に電気的に接続することにより、前記ニップ部にて定着に必要な熱を発生させる熱定着装置であって、前記ニップ部に生ずる圧力を検出する圧力検出手段と、前記検出圧力が異常になったとき前記電力供給手段からの電力の供給及び前記加熱ローラに対する前記駆動手段の駆動を停止するように制御する制御手段とを具備してなる熱定着装置。
IPC (5件):
G03G 15/20 107 ,  G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103 ,  B65H 7/02 ,  G03G 21/00 500

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