特許
J-GLOBAL ID:200903014353968714

長繊維不織布の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078881
公開番号(公開出願番号):特開平6-264347
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【構成】 熱可塑性重合体を溶融紡出しスパンボンド法により形成したウエブに部分的熱圧着処理を施して長繊維不織布を製造するに際し,紡出糸条の固化点位置P(mm)に対する縦方向配設上端位置L(mm)と,加熱部と紡出糸条との距離R(mm)とがそれぞれ特定の関係を満足する非接触型加熱器を紡出糸条の固化点位置近傍に配設し,かつ糸条構成重合体の融点Tm(°C)に対する非接触型加熱器の加熱温度T(°C)と,紡出糸条の加熱器内滞留時間t(秒)とがそれぞれ特定の関係を満足する条件で紡出糸条を加熱することを特徴とする長繊維不織布の製造方法。【効果】 長繊維不織布を製造するに際して製糸性を維持しながら製糸速度を向上させることができる。得られた不織布は,構成繊維の均斉度,機械的性能,寸法安定性が優れる。
請求項(抜粋):
熱可塑性重合体を溶融紡出し,紡出糸条をエアーサツカにより牽引・延伸・引き取り,開繊器により開繊した後,連続して移動式捕集面上に捕集・堆積してウエブを形成し,次いで熱圧着装置により前記ウエブに部分的熱圧着処理を施して長繊維不織布を製造するに際し,紡出糸条の固化点位置P(mm)に対する縦方向配設上端位置L(mm)と,加熱部と紡出糸条との距離R(mm)とがそれぞれ下記式(1)及び(2)を満足する非接触型加熱器を紡出糸条の固化点位置近傍に配設し,かつ糸条構成重合体の融点Tm(°C)に対する非接触型加熱器の加熱温度T(°C)と,紡出糸条の加熱器内滞留時間t(秒)とがそれぞれ下記式(3)及び(4)を満足する条件で紡出糸条を加熱することを特徴とする長繊維不織布の製造方法。 P≦L(mm)≦P+200 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 2≦R(mm)≦50 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) Tm-100≦T(°C)≦Tm+200 ・・・・・・・・・・・・(3) 1.5×10-3≦t(秒)≦50×10-3 ・・・・・・・・・・・(4)
IPC (4件):
D04H 3/00 ,  D04H 3/03 ,  D04H 3/14 ,  D04H 3/16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-077168

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