特許
J-GLOBAL ID:200903014356293068

管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-255367
公開番号(公開出願番号):特開平5-099378
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、比較的安価に製造でき、使用が簡単で効率が良く、作動に信頼性があり、且つ種々の硬度をもつ広範囲の管材料に使用できるナット-フェルール形管継手を提供することにある。【構成】 本発明による管継手は、取付け具と、管の端部領域に配置されるスリーブと、該スリーブの内方の円錐状カム面と係合する外方のテーパ面を備えており且つ管の円筒状面と金属対金属シール係合するフェルールと、取付け具の雄ねじ部分と係合するねじを備えたナットとを有しており、該ナットの締付けによりフェルールが前方に押圧され、フェルールのテーパ面とスリーブのカム面とが係合され、且つスリーブのシール面が取付け具のシール面に対し押圧されて両者の間にシール関係が確立されるように構成されている。
請求項(抜粋):
端部と端部領域とを備えた円筒状のフレアレス管を、1つの軸線と雄ねじ部分とシール面とを備えた管状の取付け具に取り付ける継手において、管の端部領域に配置されるようになった1つの軸線を備えたスリーブを有しており、該スリーブが、後方を向いた端部と、前記取付け具のシール面に対して軸線方向に整合した対向関係をなして配置されるシール面を形成する前方を向いた端部と、管の端部を受け入れて該端部と金属対金属のシール関係を確立できるように前記前方を向いた端部に隣接して前記スリーブ内に形成された環状の後方を向いた凹部と、該凹部内に形成され、管を受け入れ、支持し且つ外方に拡げるためのアンダーカットを形成する円錐状面と、前記後方を向いた端部に隣接して前記スリーブに形成された内方の円錐状カム面とを備えており、前部と、外方の衝合面を備えた後部と、管の直径にほぼ等しい内径と、前記スリーブの円錐状カム面と係合して前記前部を内方に変形させ管の円筒状面と金属対金属シール係合させる外方のテーパ面とを備えたフェルールを更に有しており、前記スリーブ及びフェルールを包囲し且つ前記取付け具の雄ねじ部分と係合するねじを備えたナットを更に有しており、前記ナットは、前記フェルールの衝合面と係合する内方の肩部を備えており、該肩部が、前記フェルールを前方に押圧して、フェルールの前記テーパ面とスリーブのカム面とを係合させ且つ前記スリーブのシール面を前記取付け具のシール面に対して押圧して両者の間にシール関係を確立することを特徴とする継手。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-146990

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