特許
J-GLOBAL ID:200903014363653398

耐熱性合成樹脂フイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127861
公開番号(公開出願番号):特開平10-308017
出願日: 1997年05月02日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 好ましい機械的特性を示し磁気テープ厚みを薄くできる耐熱性合成樹脂のフィルムにおいて、短波長の記録特性に優れた高密度記録用磁気テープを可能にする平滑な表面を持ち、且つフィルムの製造工程や磁気テープの製造工程において安定な走行性を持ったフィルムを提供する。【解決手段】 耐熱性樹脂よりなる平均厚みが2〜8μmのフィルムであって、その磁性層を形成すべき表面Aが平均粒径が5nm〜60nmの微粒子を0.005〜1.0重量%、平均凝集度が1.1〜3の範囲に分散されて含有する樹脂層からなり、表面Aの光学的表面粗さ計の分解能で見た中心面平均粗さ(SRa-A)が0.1〜3nmであり、原子間力顕微鏡により測定した最大突起高さ(Zmax)が15〜60nmで、中心面自乗平均粗さ(RMS)が0.1〜10nmであり、他の表面Bが光学的表面粗さ計による中心面平均粗さ(SRa-B)が2〜10nmであり、SRa-Aよりも1nm以上大きいことを特徴とする高密度記録用磁気テープのベースに好適な耐熱性合成樹脂フィルム。
請求項(抜粋):
耐熱性樹脂よりなる平均厚みが2〜8μmのフィルムであって、その磁性層を形成すべき表面Aが平均粒径が5nm〜60nmの微粒子を0.005〜1.0重量%、平均凝集度が1.1〜3の範囲に分散されて含有する樹脂層からなり、表面Aの光学的表面粗さ計の分解能で見た中心面平均粗さ(SRa-A)が0.1〜3nmであり、原子間力顕微鏡により測定した最大突起高さ(Zmax)が15〜60nmで、中心面自乗平均粗さ(RMS)が0.1〜10nmであり、他の表面Bが光学的表面粗さ計による中心面平均粗さ(SRa-B)が2〜10nmであり、SRa-Aよりも1nm以上大きいことを特徴とする高密度記録用磁気テープのベースに好適な耐熱性合成樹脂フィルム。
IPC (5件):
G11B 5/704 ,  B29C 70/58 ,  C08J 5/18 ,  B29K 79:00 ,  B29L 7:00
FI (3件):
G11B 5/704 ,  C08J 5/18 ,  B29C 67/16
引用特許:
審査官引用 (3件)

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