特許
J-GLOBAL ID:200903014365553803

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285142
公開番号(公開出願番号):特開平7-139317
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 オイルに含まれる不純物をスプール弁とスリーブとの摺動部から取り除き、安定した油圧制御を行うバルブタイミング調整装置を提供する。【構成】 スプール弁24の両端に形成された大径部24aおよび24dを支持するスリーブ23の軸受け部23hおよび23iよりも内径の大きな大径孔31および32が、軸受け部23hおよび23iの軸方向外側に形成されている。内燃機関の停止時、運転時に係わらず、スプール弁24の可動範囲内で大径部24aおよび24dの軸方向外側端面は大径孔31および32に位置するように形成されている。スプール弁24がスリーブ23内を移動するとき、オイルに含まれているスラッジ等の不純物が大径孔31および32に掃き出され、スプール弁24の摺動性が低下しないため、高精度の油圧制御を保持することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関のカムシャフトとタイミングプーリとの間に噛合し、内外周に設けられる歯のうち少なくともいずれか一方がはす歯であり、前記タイミングプーリの回転を前記カムシャフトに伝達する筒状歯車と、油圧によって前記カムシャフトの軸方向に前記筒状歯車を移動させ、前記タイミングプーリに対して前記カムシャフトを進角側に相対回動させる進角側油圧室と、油圧によって前記カムシャフトの軸方向に前記筒状歯車を移動させ、前記タイミングプーリに対して前記カムシャフトを遅角側に相対回動させる遅角側油圧室と、前記進角側油圧室および前記遅角側油圧室へオイルを供給する油圧供給手段と、円柱状に形成された大径部を両端に形成し、この大径部の間に大径部および小径部を形成したスプールと、前記スプールを軸方向に摺動可能に支持し、前記スプールの両端に形成した大径部を支持する軸受け部の内径よりも大きな内径を有する大径孔を前記軸受け部の軸方向外側に形成したスリーブとを有し、前記スプールの可動範囲内で前記スプールの両端に形成した大径部の軸方向外側端面が前記大径孔に到達可能であり、前記進角側油圧室および前記遅角側油圧室へのオイルの供給および排出を制御する油圧制御弁と、を備えたことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 11/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-195477
  • 特開昭63-195477

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