特許
J-GLOBAL ID:200903014365735324

液晶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-306926
公開番号(公開出願番号):特開平8-146387
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】DC成分による液晶の劣化を防止すると共に、液晶表示素子を斜めから見た場合におけるちらつきを防止する。【構成】明状態を表示する画素においては、強誘電性液晶に印加する電圧の極性を一定周期ごとに異ならせる。強誘電性液晶にあっては、このように極性を異ならせても一定の電圧を印加する限り明状態が表示されるが、同時に、DC成分による液晶の劣化が防止される。また、共に明状態を表示し、かつ隣接される画素相互の関係においては、印加される電圧の極性を異ならせる。これにより、液晶の光軸(図中、短い線分Cで図示)の傾きは、隣接される画素相互において異なり、液晶表示素子を斜めから見ても、透過率や色付きの変化は低減されてちらつきが防止される。
請求項(抜粋):
情報線と走査線とが縦横に多数配線されると共にこれらの情報線と走査線とに能動素子を介して多数の画素電極が接続された第1の基板と、対向電極が形成された第2の基板と、これら両基板の間隙に挟持されて無電界時に反強誘電状態を取り電圧印加時に強誘電状態を取る液晶と、を備え、前記画素電極によって多数の画素を形成し、各画素の強誘電状態及び反強誘電状態の組み合わせによって種々の情報を表示する液晶装置において、前記画素電極に印加する電圧の極性を一定の周期で反転させることにより第1の強誘電状態と第2の強誘電状態とを交互に生じさせ、かつ、前記各周期において、正負いずれか一方の極性の電圧が印加されて第1の強誘電状態を生じる画素と、他方の極性の電圧が印加されて第2の強誘電状態を生じる画素と、が混在されてなる、ことを特徴とする液晶装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 560 ,  G02F 1/141 ,  G09G 3/36

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