特許
J-GLOBAL ID:200903014366616493

排気ガス採取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354937
公開番号(公開出願番号):特開2000-180315
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 始動時の排気ガスを正しく排気ガス捕集バッグに導入することができる排気ガス採取装置を提供すること。【解決手段】 エンジンのスタータをONにする前に、流路切り換え弁(40)の第1出口(40b)を閉じ、第2出口(40c)を開き、制御盤(300)から疑似信号を送って、マスフローコントローラ(30)の可変弁(33)を始動後の排出排気ガス流量に比例した流量の排気ガスが流れる開度にしておく。エンジンのスタータがONにされ、排出排気ガス流量計(10)の出力電圧Vfが予め定めた所定値Vaを超えたら流路切り換え弁を第1出口が開き、第2出口が閉じるように切り換えるとともに、マスフローコントローラの可変弁を排出排気ガス流量計の信号に基づき、排出排気ガス流量に比例した流量の排気ガスが流れる開度に制御する。
請求項(抜粋):
車両の排気管の下流に配設され、排気管からの排出排気ガス流量を計測して、排出排気ガス流量に対応した信号を発生する排出排気ガス流量計測手段と、排出排気ガス流量検出手段の下流の排出排気ガス流量計測手段で流量を計測された排気ガスの少なくとも一部を排気ガス捕集バッグへ導入する導入路の開度を制御する導入路開度制御手段であって、排出排気ガス流量計測手段の発生した信号に基づき排出排気ガス流量に比例した流量の排気ガスが排気ガス捕集バッグへ導入されるように導入路の開度を制御可能な導入路開度制御手段と、導入路開度制御手段に導入路の開度を所定の開度にする疑似信号を送る疑似信号発生手段と、導入路開度制御手段の下流側の導入路の連通先を、排気ガス捕集バッグまたは外部への排出管との間で瞬時に切り換え可能な流路切り換え手段とを具備し、エンジンの始動時の排気ガスを計測に際して、エンジンの始動前より、流路切り換え手段により導入路開度制御手段の下流側の導入路の連通先を外部排出管にしておくとともに、疑似信号発生手段により導入路開度制御手段に疑似信号を送って導入路の開度を全閉ではない微小開度としておき、エンジンが始動され、排出排気ガス流量計測手段が計測した排出排気ガス流量が予め定めた所定の値を超えたら、疑似信号発生手段の発生した信号による導入路の開度の制御を停止し、導入路の開度を排出排気ガス流量計測手段の発生した信号に基づく制御に切り換えるとともに、流路切り換え手段により導入路開度制御手段の下流側の導入路の連通先を排気ガス捕集バッグに切り換える、ことを特徴とする排気ガス採取装置。
FI (2件):
G01N 1/22 G ,  G01N 1/22 C

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