特許
J-GLOBAL ID:200903014368929715

ポリエチレン及びポリエチレンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173311
公開番号(公開出願番号):特開平10-017617
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 高溶融流動性、高溶融粘弾性ポリエチレン、及び、その製造方法を提供する。【解決手段】 分子量分布が広く、長鎖分岐を持つポリエチレン、及び、下記の[1]、[2]及び少なくとも1種類以上の[3]からなる触媒成分の存在下でポリエチレンを重合する事を特徴とする該ポリエチレンの製造方法。[1]第10族遷移金属化合物、[2]下記の一般式(I)で表される化合物、[3]第10族遷移金属化合物と配位してポリエチレンを製造する、一般式(I)で表される化合物とは異なる配位子化合物【化1】
請求項(抜粋):
[A]ゲルパーミネーション・クロマトグラフィーで求めた重量平均分子量Mwが10000以上、且つ、1000000以下であり、[B]ゲルパーミネーション・クロマトグラフィーで求めた数平均分子量MnとMwとの比Mw/Mnが6を越え、且つ、50以下であり、[C]密度d(g/cm3)が0.87以上、且つ、0.97以下であり、[D]示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線のピークの温度T(°C)が85°C以上、且つ、133°C以下であり、[E]190°Cにおける2.16kg荷重でのMFR(MI)が0.01以上、且つ、100以下であり、[F]溶融張力MT(g)とMIとが、LogMT>-0.637LogMI+0.301で示される関係を満たし、[G]13CーNMRの32.2ppmのピークから測定したヘキシル以上の分岐数が、炭素1000個中に0.1以上、且つ、50個以下であり、且つ、13C-NMRの20.1ppmのピークから測定したメチル分岐数が、炭素1000個中に0.1以上、且つ、50個以下であり、[H]ヘキシル以上の分岐数をメチル分岐数で割った値が0.5以上、且つ、5以下であることを特徴とするポリエチレン。
IPC (2件):
C08F 10/02 MJF ,  C08F 4/642 MFG
FI (2件):
C08F 10/02 MJF ,  C08F 4/642 MFG

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