特許
J-GLOBAL ID:200903014372090118

粒状物の運搬装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-356169
公開番号(公開出願番号):特開2001-163570
出願日: 1999年12月15日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 玉掛け人工を最小に留めることができると共に作業能率の良い粒状物の運搬装置を提供する。【解決手段】 (a)ではクレーンにてバック60を船倉へ移動し、船倉に近づいたら、必要に応じて旋回モータ53にて吊り環45に対して吊りブロック40並びに吊りフレーム20を廻してバック60の方位を所望の方位に合せる。(b)は仮想的な説明図であり、仮にシリンダユニット35を伸動することにより、相対的に吊りブロック40の吊り点位置(支軸31)を図右へ大きく移動すれば、想像線で示す吊りフレーム20はバランスが崩れて左に傾く。その状態を(c)に示す。【効果】 従来必要であった玉掛け作業を大幅に削減することができ、玉掛け作業員の数を減らすことができ、荷役作業のコスト削減を達成することができる。加えて、玉掛け作業員を省いたことにより、汚泥や産業廃棄物等の危険物質を含む運搬を安全に実行することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも底、この底の3辺から立てた奥壁及び一対の側壁、これらの側壁の外面から突起した前吊りピン及び後吊りピンからなり、鉱石などの粒状物を収納する塵取り状のバックと、前記4個の吊りピンに各々噛みあうフックを備え、且つ少なくとも前記バックの長手軸に沿って延びる長手ビームを備えた吊りフレームと、前記長手ビームの下面に移動可能に沿わせるスライダと、このスライダを強制的に移動させるべくスライダに一端並びに吊りフレームに他端を連結したシリンダユニットと、クレーンフックを掛ける吊り環を備え、長手軸に直角に延びる支軸を介して前記スライダをスイング可能に吊る吊りブロックと、前記スライダで支える吊りフレームが水平であることを検出する水平検出センサと、水平モードでは前記水平検出センサが水平を検出するまで前記シリンダユニットを運転して吊りフレームに対する吊りブロックの吊り点位置を移動させ、また傾動モードでは前記バック前部が下って傾斜するまで前記シリンダユニットを運転して吊り点位置を吊りフレームの後部側へ移動させる制御部と、からなる粒状物の運搬装置。
IPC (2件):
B66C 1/10 ,  B66C 1/62
FI (2件):
B66C 1/10 C ,  B66C 1/62 Z
Fターム (6件):
3F004AG01 ,  3F004AG04 ,  3F004AH01 ,  3F004EA21 ,  3F004KA05 ,  3F004LA05
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-127588
  • 特開昭54-051122

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