特許
J-GLOBAL ID:200903014375534181

被覆アーク溶接棒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-125113
公開番号(公開出願番号):特開平5-318178
出願日: 1992年05月18日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、通常のアーク溶接では不良の起こり易い亜鉛めっき鋼板などの溶接において、ピットやブローホールが発生しにくく、良好なビード形状が得られる被覆アーク溶接棒を提供する。【構成】 被覆剤にNb、Vの1種または2種を0.1〜2.5%含有し、適量のFe-Mnの添加、強脱酸元素であるSi、Al、Tiの添加を1.5%未満に制限することにより亜鉛の影響を軽減し、ピット・ブローホールの発生を制限した。さらに、TiO2 、SiO2 、CaCO3 および鉄粉の含有量を限定し、溶接作業性も良好な溶接棒とした。
請求項(抜粋):
TiO2 ;10〜40wt%、SiO2 ;10〜25wt%、CaCO3 ;6〜18wt%、Fe-Mn;4〜13wt%、鉄粉;10〜40wt%、Nb、Vの1種または2種;0.1〜2.5wt%、その他、上記以外のアーク安定剤、スラグ生成剤、粘結剤を含み、かつSi、Al、Tiの1種以上の合計を1.5wt%未満に制限した被覆剤を、炭素鋼心線に被覆塗装したことを特徴とする被覆アーク溶接棒。

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