特許
J-GLOBAL ID:200903014391289839

リニアコンプレッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270044
公開番号(公開出願番号):特開平10-115473
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 コイル可動型リニアコンプレッサにおいて、ピストン背面空間での不可逆圧縮ロスの発生を防止すると共に、ピストンのストローク中心位置を一定にする。【解決手段】 ハウジング1両側に圧縮室2、3を有するコイル可動型リニアコンプレッサにおいて、両端部が第1、第2ピストン5、10に固着されているピストンシャフト12と、該ピストンシャフト12に一体固定された有底円筒状の可動体13と、可動体13を挟んで設けられ、第1、第2ピストン5、10がシリンダ6、9内で往復動可能にハウジング1に対して弾性支持するコイルスプリング20、21と、を備え、前記第1ピストン5、ピストンシャフト12、第2ピストン10の内部を中空連通状態とし、第1ピストン5の背面空間31と第2ピストン10の背面空間33とを連通する。
請求項(抜粋):
圧縮室内でガスを圧縮して外部に供給するリニアコンプレッサにおいて、ハウジング内の両側に設けられた第1および第2シリンダと、該第1および第2シリンダ内に往復可能に嵌装され、各シリンダ内に圧縮室をそれぞれ区画形成する第1および第2ピストンと、両端部が該第1および第2ピストンに固着されているピストンシャフトと、該ピストンシャフトに一体固定された有底円筒状の可動体が、磁石および磁気枠からなる磁気回路の一部に形成した間隙に配設され、該可動体の外周に巻回された電磁コイルへの所定周波数の交流の供給によりピストンを往復駆動するリニアモータと、可動体を挟んで設けられ、第1および第2ピストンがそれぞれ第1および第2シリンダ内で往復動可能に弾性支持するコイルスプリングと、前記第1ピストン、ピストンシャフトおよび第2ピストンの内部を中空連通状態とし、第1ピストンの背面空間と第2ピストンの背面空間とが連通するように構成したことを特徴とするリニアコンプレッサ。

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