特許
J-GLOBAL ID:200903014393521755

押釦スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 紘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139936
公開番号(公開出願番号):特開平11-329146
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 安定したスイッチング動作が得られ、高電流回路に用いてもスパークの発生等を防止できる押釦スイッチ装置を提供する。【解決手段】 回路基板10表面に環状の第1の固定接点15と、第1の固定接点15の中心に位置する円形の第2固定接点16を形成し、この回路基板10上にキートップシート20を設けて押釦スイッチ装置を構成する。キートップシート20は、絶縁性のシリコーンゴムから射出成形等で形成され、支承部であるベース部21に押圧操作可能な複数のキートップ部22が薄肉のスカート部23を介して連続し、キートップ部22の裏面にプランジャ部24が形成される。このキートップシート20にはプランジャ部24に導電性の皿ばね40がインサート成形等で固着され、この皿ばね40の開口縁が第1の固定接点15に電気的に導通して接触する。そして、キートップ部22に操作力が加わると、皿ばね40が変形して中央部を第1の固定接点16と接触させ、固定接点15,16間を導通する。
請求項(抜粋):
第1の固定接点および第2の固定接点が間隔を隔て表面に形成された回路基板に、可動部が形成されたゴム弾性体または樹脂のキートップシートを組み付け、前記可動部の裏面に可動接点を固着し、前記可動部の裏面と前記回路基板との間に導電性のバネ要素を前記第1の固定接点と電気的に導通させて介設するとともに、前記可動部の裏面に前記バネ要素と電気的に導通した可動接点を前記第2の固定接点と接触可能に取り付け、前記可動部に作用する押圧力で前記可動部が前記バネ要素の弾性力に抗し変位して前記可動接点が前記第2の固定接点と接触し、第1の固定接点と第2の固定接点を導通することを特徴とする押釦スイッチ装置。

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