特許
J-GLOBAL ID:200903014394867515

アナログフィルタ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001747
公開番号(公開出願番号):特開平7-212185
出願日: 1994年01月12日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 低電圧・低消費電力で低歪かつ周波数偏差の少ないフィルタ回路を実現する。【構成】 OTA-Cフィルタに使用されるGm制御可能なアンプとして、基本差動増幅回路の入力差動MOSFETのドレインに接続された負荷MOSFETのゲートにバイアス回路からの定電圧を印加して定電流源化するとともに、回路の反転出力端子を入力端子に結合してやるようにした。【効果】 入力差動MOSFETの負荷MOSFETが定電流源化されるため、入力差動MOSFETのドレイン電圧が入力信号レベルに依存しなくなり、電源電圧を1.5V程度に低くしても入力信号が上昇したときに入力差動MOSFETが非飽和になるのを防止することができる。しかも、反転出力端子が入力端子と結合されているので、反転出力端子から出力される非反転出力端子と逆向きの電流を非反転入力端子から吸収させることができ、これによって回路のバランスを容易に保つことができる。
請求項(抜粋):
ソース共通接続された一対の入力差動MOSFETと、これらの入力差動MOSFETの共通ソースに接続された定電流用MOSFETと、上記入力差動MOSFETのドレイン側にそれぞれ接続された定電流型負荷MOSFETと、コントロール電圧に応じたバイアス電圧を上記定電流用MOSFETおよび定電流型負荷MOSFETのゲートに供給して所定の電流を流すためのバイアス回路とを備え、反転出力端子が入力端子に結合されてなり、上記コントロール電圧によりトランスコンダクタンスが制御可能にされた電圧電流変換回路を備えてなることを特徴とするアナログフィルタ回路。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-231809
  • 特開昭52-086040
  • 特開平4-329009
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