特許
J-GLOBAL ID:200903014396210998

電気機械変換素子を使用した駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045575
公開番号(公開出願番号):特開平9-215353
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 駆動部材とこれに摩擦結合された移動部材との間に安定した摩擦力を確保できる電気機械変換素子を使用した駆動機構を提供する。【解決手段】 移動ステ-ジ30のアクチエ-タ10は圧電素子17の一端に駆動軸16を固定結合し、駆動軸16にスライダブロツク18を摩擦結合させて構成される。移動ステ-ジ30は基台31上にアクチエ-タ10を配置し、テ-ブル34とスライダブロツク18を連結部材35で結合して構成される。スライダブロツク18の溝部18bは駆動軸16の軸心に対して点対称に形成されるから、連結部材を経てテ-ブルからスライダブロツクに作用する負荷は駆動軸に対して均等に作用し、負荷による回転モ-メントは発生せず、駆動軸とスライダブロツクとの間に負荷による新たな摩擦力は生じることなく、駆動部材とこれに摩擦結合された移動部材との間に安定した摩擦力を確保することができる。
請求項(抜粋):
基台と、基台にその伸縮方向の一端が固定され他端に駆動部材が固定された電気機械変換素子と、前記電気機械変換素子に一端が固定され電気機械変換素子の伸縮方向に移動可能に支持された駆動部材と、前記駆動部材に摩擦結合された第1の移動部材と、伸び変位と縮み変位の大きさが異なるように前記電気機械変換素子を駆動制御する駆動制御手段とを備えた電気機械変換素子を使用した駆動機構において、前記第1の移動部材に係合して該第1の移動部材と一体的に移動する第2の移動部材を備え、第1の移動部材と第2の移動部材とは前記駆動部材に対して点対称の位置で係合していることを特徴とする電気機械変換素子を使用した駆動機構。

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