特許
J-GLOBAL ID:200903014403371889
交換可能な切削チップを備えたドリル
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512688
公開番号(公開出願番号):特表平8-503423
出願日: 1993年11月08日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】本発明は、縦軸(X)およびそれに垂直な横軸(Y)と、溝底面(16)および溝側壁(18',18")を備えて横軸(Y)に沿って延びる溝(14)が設けられたドリル先端(12)と、切削面(32',32")の先端側に隣接する二つの主切刃(26',26")および切削面の反対の横軸(Y)の他方の側の二つの背面(30',30")を有して溝に装着される切削チップとを備えた本質的に円筒状のホルダー(10)より構成されるドリルに関する。ホルダー(10)はドリルの放射状平面(R)に配される二つの穿孔(20',20")を備え、それらはそれぞれチップ(25)の背面(30',30")の部分にあって溝側壁(18',18")に開口している。孔(20',20")の縦軸(24',24")は、溝側壁(18',18")と隣接するチップ(25)の背面(30',30")とに鋭角をなしている。孔(20',20")には溝側壁面(18',18")から突出するようにストッパー(50',50")が配設され、二つのストッパーの少なくとも一方(50")は孔(20")の縦軸(24")方向に移動可能である。チップ(25)の背面(30',30")には、ストッパー(50',50")に対応した支持面(38',38")を形成する窪み(34',34")が形成されている。
請求項(抜粋):
縦軸(X)および縦軸に対して直角に延びる横軸(Y)と、溝底面(16)および溝側壁(18',18")を備えて横軸(Y)に沿って延びる溝(14)が配設されたドリル先端(12)と、この溝に配置され、特に硬質合金製で、切削面(32',32")の先端側に隣接して主として縦軸(X)に対して点対称をなすように配置された二つの主切刃(26',26")、およびそれぞれの切削面に横軸(Y)のもう一方の側で互いに向き合う二つの背面(30',30")を備えた切削チップとを具備して、本質的には円筒型のホルダー(10)で構成され、 ホルダー(10)は、主としてドリルの放射状平面(R)に置かれてそれぞれチップ(25)の背面(30',30")部分に配設される二つの穿孔(20',20")を備え、その穿孔はそれぞれ溝の側壁(18',18")に達しており、その際、穿孔(20',20")の縦軸(24',24")は、それぞれの溝側壁(18',18")および隣接するチップ(25)の背面(30',30")に対して鋭角を挟んで延び、 穿孔(20',20")には、それぞれ溝側壁(18',18")から突出する固定およびストッパー要素(50',50")が配設され、 二つのストッパーの内の少なくとも1つ(50")は、穿孔(20")の縦軸(24")方向に、移動可能ないしは調節可能とされ、 チップ(25)の背面(30',30")には、ストッパー(50',50")と相まって支持面(38',38")を形成する窪み(34',34")が、用意ないしは形成されていることを特徴とするドリル。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-304916
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特開平2-100808
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特表昭60-501945
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