特許
J-GLOBAL ID:200903014404907863

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-014268
公開番号(公開出願番号):特開平11-208222
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 サイプ本数を増加させても氷上性能、耐偏摩耗性能等を低下さることのない空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 小ブロック18Aはタイヤ周方向側壁面16Aが角部P1を回転中心として踏面側からタイヤ中心側へ向かって時計回り方向に捩じれているため、圧縮された際に時計回り方向とは反対方向の回転力TAが生じ、サイプ20Aの周方向主溝14側の接触力(サイプを閉じようとする力)が強くなる。同様に、小ブロック18Bのタイヤ周方向側壁面16Bも捩じれているため、圧縮された際に時計回り方向とは反対方向の回転力TBが生じ、サイプ20Dの周方向主溝14側の接触力が強くなる。このようにしてサイプ20A,Dの開きが抑えられて小ブロック18A,Eの倒れ込みが抑制されるので、接地性の悪化が抑制され、サイプ本数を増加させても高い氷上性能及び耐偏摩耗性能が得られる。
請求項(抜粋):
タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝と、タイヤ幅方向に沿って延びるラグ溝とによって区画された複数のブロックをトレッドに備え、前記ブロックは、タイヤ周方向に沿って配置されたタイヤ幅方向に沿って延びる複数のサイプによって複数の小ブロックに実質上区分された空気入りタイヤであって、少なくともタイヤ周方向一側の前記サイプは長手方向一端のみが前記周方向溝に連結しており、前記ブロックの周方向端部に最も近くかつ前記長手方向一端のみが周方向溝に連結したサイプによって区画される周方向端側小ブロックのタイヤ周方向側のブロック側壁面は、前記ブロックが高さ方向に沿って圧縮されたときに前記周方向端側小ブロックが前記タイヤ周方向側のブロック側壁面に最も近い前記長手方向一端のみが周方向溝に連結したサイプの長手方向一端側が閉じる方向に回転力が生じるように、踏面側からタイヤ中心側に向かって一方向に捩じれていることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (4件):
B60C 11/12 ,  B60C 11/11 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/13
FI (4件):
B60C 11/12 C ,  B60C 11/11 F ,  B60C 11/11 B ,  B60C 11/04 H

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