特許
J-GLOBAL ID:200903014419351373

燃料電池用集電体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209229
公開番号(公開出願番号):特開平10-040938
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 厚さ方向にも電気伝導性の優れた集電体を製造する。【解決手段】 まず、熱膨張黒鉛粉末を用意すると共に(S100)、粒径が約20μmである球状の天然黒鉛粉末を用意する(S110)。この粒径は5μm〜200μm、好ましくは20μm〜200μmである。次いで、上記熱膨張黒鉛粉末に上記球状の黒鉛粉末を20%だけ添加混合する(S120)。続いて、その混合物である混合粉末を圧縮成形する(S130)。熱膨張黒鉛粉末における結晶の層間の距離は、30μm〜500μmであることから、熱膨張黒鉛粉末に上記粒径の球状の黒鉛粉末を混合することにより、熱膨張黒鉛粉末結晶の層間の間隙に上記黒鉛粉末の粒子をがっしりと食い込ませることができる。従って、この製造方法により、厚み方向にも電気導電性の優れた集電体を製造することができる。
請求項(抜粋):
燃料電池用の集電体を製造する方法であって、熱膨張黒鉛粉末または鱗片状の天然黒鉛粉末に、主として粒径が5μm以上で200μm以下である球状または塊状の炭素粉末を混合する工程と、該工程による混合物を成形する工程とを備えることを特徴とする燃料電池用集電体の製造方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭62-187167
  • 特開平1-138172
  • 特開昭58-053167
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-187167
  • 特開平1-138172

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