特許
J-GLOBAL ID:200903014433027244

自動車の段切換え変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035742
公開番号(公開出願番号):特開平6-042639
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 簡単で確実に切換えることの出来る段切換え変速機を創る。【構成】 自動車の同期化される段切換え変速機は切換えローラー14で操作される。変速段G1〜G6及びRが2つの同期クラッチS1/2,S2/3,S4/5を同時に繋ぐことによってのみ切換可能である。同期クラッチS1/2,S2/3,S4/5の少なくとも1つの摺動スリーブ10は切換えローラー14のそれぞれの位置とは無関係にニュートラル位置へ、そして逆にニュートラル位置から切換えローラー14によって予め決めた位置へと調節可能である。
請求項(抜粋):
【請求項01】 同期クラッチによって切換可能な幾つかの変速段を有し、その際それぞれの歯車対が互いに噛み合うアイドル歯車と固定歯車とから形成されており、変速段がアイドル歯車をそれに従属する変速機軸と連結することによって切換可能である様な、自動車の段切換え変速機において、変速段は2つの同期クラッチを同時に繋ぐことによって切換可能であり、同期クラッチ(S1/2,S2/3,S4/5)の摺動スリーブ(10)が切換えローラー(14)によって操作され、そして少なくとも1つの摺動スリーブ(10)が、切換えローラー(14)のそれぞれの位置とは無関係にニュートラル位置に、逆にニュートラル位置から切換えローラー(14)によって予め決めた位置へと調節可能と成っていることを特徴とする段切換え変速機。【請求項02】 同期クラッチ(S1/2,S2/3,S4/5)の摺動スリーブにフォーク状切換え具(13,12,11)が係合しており、こられフォーク状切換え具が切換えローラー(14)によって操作可能であることを特徴とする請求項1に記載の段切換え変速機。【請求項03】 同期クラッチ(S1/2)に係合するフォーク状切換え具(13)が、それを操作する切換えローラー(14)によって連結が外れうる様に成っていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の段切換え変速機。【請求項04】 フォーク状切換え具(13)が、連行装置(17)とその連行装置から外れ休止しうる連結フィンガー(19)を介して切換えローラー(14)と結合されていることを特徴とする請求項3に記載の段切換え変速機。【請求項05】 連結フィンガー(19)は連行装置(17)のアーチ形状の溝(18)から外れ旋回し、そしてケーシングに固定された湾曲ガイド(21)の中へ旋回して入りうる様に成っていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の段切換え変速機。【請求項06】 連結フィンガー(19)とフォーク状切換え具(13)とが共通する軸(20)上に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の段切換え変速機。【請求項07】 連行装置(17)が軸(15)上に回転可能に支承されており、その軸にフォーク状切換え具(11,12)が回転可能で、また長手方向に変動可能に支承されており、その際連行装置(17)とフォーク状切換え具(11,12)とが切換えローラーによってピンを介して操作可能であることを特徴とする請求項4に記載の段切換え変速機。【請求項08】 同期クラッチ(S1/2)は全ての変速段を切換える際に関与しており、従って同期クラッチは変速段を切換える場合に一方の繋ぎ位置(A)か又は他方の繋ぎ位置(B)かにあることを特徴とする請求項1に記載の段切換え変速機。【請求項09】 切換えローラー(14)がステップ切換装置を介して手動で操作可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの1項に記載の段切換え変速機。【請求項10】 切換えローラー(14)が油圧、空気圧又は電気的なサーボ駆動装置を用いて操作可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの1項に記載の段切換え変速機。
IPC (2件):
F16H 63/32 ,  F16H 63/20

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