特許
J-GLOBAL ID:200903014436552390

胴径測定判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-223438
公開番号(公開出願番号):特開平5-040016
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 レーザセンサ等の光電センサを用いて円柱物の胴径を測定し、その結果により円柱物の良品・不良品の判別をする装置において、良品・不良品の判定を正確に行えるようにする。【構成】 受発光レーザセンサ2で受光した被測定物6の変位は、センサコントロール3でアナログ信号に変換する。このアナログ信号の最大変位量から被測定物6の最大変位量を検出する変位量検出手段11aと、変位時間から被測定物6の変位時間を検出する変位時間検出手段11bが、CPU10に設けられている。そして、最大変位量から胴径を求める第1の胴径算出手段12aと、変位時間から胴径を求める第2の胴径算出手段12bで、被測定物6の胴径を求める。この第1の胴径と第2の胴径を比較手段13で比較した結果に基づいて、第1の胴径と第2の胴径の平均値を算出している。第1の胴径と第2の胴径の平均値を、被測定物6の胴径として、良品・不良品判別手段15で良品・不良品の判別を行う。
請求項(抜粋):
光電センサの光線を被測定物の胴径部分に投光し、その反射光を受光して被測定物の胴径の変位量を検出する事により胴径の寸法を求め、前記被測定物の良品・不良品の判別をする胴径測定判別装置において、前記被測定物の良品・不良品判別の基準となる基準値を入力する基準値入力手段と、前記光電センサにて求まる前記被測定物の胴径の変位をアナログ信号に変換するセンサコントローラと、前記アナログ信号から前記被測定物の最大変位量を検出する変位量検出手段と、前記変位量検出手段にて検出された前記被測定物の最大変位量から、前記被測定物の第1の胴径を求める第1の胴径算出手段と、前記アナログ信号から前記被測定物の胴径の変位量が測定される変位時間を検出する変位時間検出手段と、前記変位時間検出手段にて検出された変位時間から、前記被測定物の第2の胴径を求める第2の胴径測定手段と、前記第1の胴径算出手段にて求められた第1の胴径と、前記第2の胴径算出手段にて求められた第2の胴径とを比較する胴径比較手段と、前記胴径比較手段にて比較した結果、第1の胴径と第2の胴径との差が、前記基準値の許容誤差以内の場合に、第1の胴径と第2の胴径の平均値を算出する平均値算出手段と、前記平均値を前記被測定物の胴径寸法とし、前記基準値と比較して良品・不良品の判別をする良品・不良品判別手段と、を具備したことを特徴とする胴径測定判別装置。

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