特許

J-GLOBAL ID：200903014437536100

フィルタのエレメント用コア

発明者： 佐南 容久 ,  杉浦 佳彦
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 石黒 健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-071658
公開番号（公開出願番号）：特開平11-267424
出願日： 1998年03月20日
公開日（公表日）： 1999年10月05日
要約：

【要約】【課題】 専用の外側治具を用いることなく、所望の濾過体形状(濾過体の厚み)を得ることのできるエレメント用コアを提供すること。【解決手段】 濾過体6の内側に配されるコアは、多数の細長いリブ12を円環状に配置して形成された筒状部と、この筒状部の径方向外側へ各リブ12を二列状態で放射状に配置して形成された複数の突出部とを有している。筒状部は、2個一組で構成されるリブ対12aが周方向に一定の間隔を置いて配置され、周方向に隣合うリブ対12aとリブ対12aとの間に楔状のリブ12bが配置されている。突出部は、径方向に二列状態で配列された複数組みのリブ対12cを有し、筒状部のリブ対12aに対応した位置に設けられている。この各リブ対12cは、径方向内側から径方向外側へ向かって順次スリット間隔が大きく(s1 <s2 <s3 )なるように配置されている。

請求項（抜粋）：

濾過体を吸引成形する時の吸引芯として用いられ、且つ前記濾過体の内側に芯材として配設されるエレメント用コアであって、前記コアは、多数の細長い柱部を相互に間隔を空けて円筒状に配置した筒状部と、この筒状部の径方向外側へ前記柱部を二列状態で相互に間隔を空けて放射状に配置した複数の突出部とを有し、少なくとも前記突出部を構成する前記柱部間の間隔を変化させていることを特徴とするフィルタのエレメント用コア。