特許
J-GLOBAL ID:200903014440190746

加圧槽加温制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126652
公開番号(公開出願番号):特開平9-311727
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】液体を加圧する加圧槽を複数N台の分割されたヒータで外部より加温する場合に、加温制御過渡時に熱歪を発生させずに、温度制御を行うこと。【解決手段】主制御器2と槽内温度検出器16の他に、N=3の例でいうと、第1〜第3のヒータ10〜12によりそれぞれ加温される加圧槽18の3個所の壁温T13、T14、T15を測定する3個の壁温検出器13〜15と、第1過渡制御器19と、第2過渡制御器20と、加温制御が過渡時か否かを判定する手段とを設け、加温制御が過渡時である場合は、第1ヒータ10に対し槽内液体温度T16が目標値Tsetに一致するように主制御器2により制御を行うと共に、第2及び第3のヒータ11、12に対し対応する加圧槽壁温T14、T15が第1ヒータ10により加温される加圧槽壁温T13に一致するように第1過渡制御器19と第2過渡制御器20により制御を行い、加温制御が過渡時でない場合は、全てのヒータ10〜12に対して共通に、槽内液体温度T16を目標値Tsetに一致させる制御を主制御器2により行う。
請求項(抜粋):
海水等の槽内液体を加圧する加圧槽を複数の分割された加熱手段で外部より加温する際に、槽内液体の温度を目標値に制御する加圧槽加温制御方法において、温度検出手段により槽内液体の温度と、複数台の加熱手段でそれぞれ加温される加圧槽各部の壁温とを測定すること、加温制御が過渡時か否かを判定すること、加温制御が過渡時である場合は、特定1台の加熱手段に対し槽内液体温度の測定値と目標値を用いて、槽内液体温度が目標値に一致するように制御を行うと共に、残りの加熱手段に対し加圧槽各部の壁温の測定値を用いて、同残りの加熱手段により加温される加圧槽壁温が前記特定1台の加熱手段により加温される加圧槽壁温に一致するように制御を行うこと、及び、加温制御が過渡時でない場合は、全ての加熱手段に対して共通に、槽内液体温度の測定値と目標値とを用いて槽内液体温度を目標値に一致させる制御を行うこと、を特徴とする加圧槽加温制御方法。
IPC (4件):
G05D 23/19 ,  G05D 23/00 ,  A01K 63/06 ,  B01J 3/04
FI (4件):
G05D 23/19 G ,  G05D 23/00 H ,  A01K 63/06 A ,  B01J 3/04 D

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