特許
J-GLOBAL ID:200903014440319455

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180203
公開番号(公開出願番号):特開平5-001763
出願日: 1991年06月24日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 変速時に一時的に上昇させられるライン油圧を変速ショックが生じることのない最適なタイミングで元の圧力まで降下させる。【構成】 入力軸の第1回転速度NT 1および第2回転速度NT2、時間間隔T1 、第2回転速度NT 2の検出時からの経過時間ta を用いて、逐次読み込まれる回転速度NT が次式(1)を満足するか否か、言い換えれば回転速度NT の変化率が変化したか否かによってトルク相TFを検知し、トルク相TFを検知したらライン油圧PLを元の油圧まで降下させる。(1)式のαは検出誤差等を考慮して予め定められた定数である。NT 2+{(NT 2-NT 1)/T1 }×ta -NT ≧α ・・・(1)
請求項(抜粋):
複数の油圧式摩擦係合装置によって変速段が切り換えられる自動変速機と、ライン油圧を発生させるとともに前記油圧式摩擦係合装置を該ライン油圧に基づいて選択的に作動させることにより前記自動変速機の変速段を切り換える油圧制御回路と、前記自動変速機の変速段を切り換える変速時に前記ライン油圧を一時的に上昇させるライン油圧制御手段とを有する自動変速機の油圧制御装置において、前記自動変速機の一部を構成する回転メンバの回転速度を検出する回転速度センサと、前記自動変速機の変速段が切り換えられる変速時に、前記回転速度センサによって検出される前記回転メンバの回転速度の変化率の変化に基づいてトルク相を検出するトルク相検出手段とを設け、該トルク相検出手段によるトルク相の検出に同期して、前記ライン油圧制御手段によって上昇させられた前記ライン油圧を元の油圧まで降下させるようにしたことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:38

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