特許
J-GLOBAL ID:200903014440680387
多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-305525
公開番号(公開出願番号):特開平7-158482
出願日: 1993年12月06日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】内燃機関の始動性と排気浄化性能の両立を図る。【構成】クランク角センサ1から各気筒の所定のクランク角位置で出力される基準信号及び単位角信号に基づいて機関停止時の各気筒のクランク角位置状態を停止時クランク角位置状態記憶手段63によって記憶しておき、始動判定手段65でエンジンキースイッチ3のON操作を判定すると、水温判定手段66が水温が極低温 (-10°C以下等) か否かを判定し、その情報に基づいて噴射方式・噴射順序切換手段67が極低温時には同時噴射方式により全気筒同時に噴射させ、極低温以上ではシーケンシャル噴射方式により気筒別に燃料噴射する。
請求項(抜粋):
気筒毎に燃料噴射弁を備えた多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置において、各気筒の所定のクランク角位置で基準信号を出力し、かつ、特定の気筒の基準信号は当該気筒の判別が可能に形成されてなる基準信号出力手段と、前記基準信号に基づいて機関停止時の各気筒のクランク角位置状態を記憶する停止時クランク角位置状態記憶手段と、気筒別に燃焼行程順序に従って燃焼行程1回当り1回ずつ燃料噴射させるシーケンシャル噴射制御手段と、各気筒の燃料行程1回当り複数回の燃料噴射が行われるように複数気筒同時に燃料噴射させる同時噴射制御手段と、機関の始動状態を判定する始動判定手段と、機関の温度状態を検出する機関温度検出手段と、前記機関温度検出手段によって検出される始動時の機関温度が所定以上の状態であるときには、前記停止時クランク角位置状態検出手段によって検出される各気筒のクランク角位置状態に基づいて、前記シーケンシャル噴射制御手段によりシーケンシャル噴射を行わせ、始動時の機関温度が前記所定未満の低温状態であるときには、前記同時噴射制御手段によって同時噴射を行わせるように燃料噴射方式を切り換える噴射方式切換手段と、を含んで構成したことを特徴とする多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 335
, F02D 41/34
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭63-263232
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特開昭60-240875
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