特許
J-GLOBAL ID:200903014450300990

壁面又はスラブ床を貫通する高圧線等の導入孔における防水構造用防水パネル及び防水構造。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 三夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-369521
公開番号(公開出願番号):特開2001-182176
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 高圧線を地下壁やスラブ床を貫通するように設ける場合における高圧線の周囲からの漏水を完全に防止する。【解決手段】 本発明の構成は、例えば地中から地下室内へ直接に引き込むために設ける導入孔に防水パネル1とベントナイト粉末3との組み合わせによる防水構造を採用したものである。防水パネル1は取付板4aの一方の面に筒部4bを固着してなる箱体4に挿通スリーブ2を固着し、このスリーブに押さえナット7を被せたものからなる。防水パネル1を導入孔Hの両開口面に固定し、高圧線Sを挿通スリーブに通してから、押さえナット7を締め付けると、この中に入っている封止部材8が圧縮されて、パネルの内外を密閉状態にする。両パネル間のスペースにベントナイト粉末3を充填すると、この中に地下水が進入しても膨潤作用により漏水が完全に防止される。筒部4bの周囲からの漏水はベントナイトシート11により防止される。
請求項(抜粋):
筒部及びこの筒部の一端部に固着してある取付板とからなる箱体と、上記取付板における上記筒部が固着してある範囲内の少なくとも1か所に地中から地下室内に導入される高圧線を挿通可能な挿通スリーブと、上記挿通スリーブに着脱自在に被せてあり、先端部近傍にテーパ孔部を備えた押さえナットと、上記テーパ孔部に挿通される上記高圧線を取り囲み、上記押さえナットの締め付けにより高圧線とこの押さえナットとの間の気密状態を維持可能に挿着してある封止部材とを備え、上記筒部は壁面又はスラブ床を部分的に所定の形状にくり抜いて設けてある高圧線や配管等(以下「高圧線」)の導入孔にはめ込み、上記取付板は上記壁面又は上記スラブ床面に取付可能であることを特徴とする壁面又はスラブ床を貫通する高圧線の導入口における防水構造孔用防水パネル。
IPC (4件):
E04B 1/66 ,  H02B 1/28 ,  H02B 1/20 ,  H02G 3/22
FI (4件):
E04B 1/66 Z ,  H02B 1/20 G ,  H02G 3/22 A ,  H02B 1/12 C
Fターム (16件):
2E001DA01 ,  2E001FA03 ,  2E001FA11 ,  2E001GA12 ,  2E001GA18 ,  2E001HB03 ,  2E001HF02 ,  2E001JA06 ,  5G016CG26 ,  5G016DA06 ,  5G363AA01 ,  5G363BA01 ,  5G363CA06 ,  5G363CA12 ,  5G363CA14 ,  5G363CB12

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