特許
J-GLOBAL ID:200903014452067257

ドアと車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-088773
公開番号(公開出願番号):特開2002-240567
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【目的】 車体の一方又は他方の各側面前後ドアにおけるドア内部骨格の共通部品化を図り、前記ドア内部骨格を量産化で製造コストを低減させ、また、ドア本体を構成する各種部品の組み立ての効率化を図り、さらに、個々の部品を効率よく段階的に複合化をする。【構成】 単一車体において、車体一方側面の前ドアA1のドア内部骨格A2と後ドアB6のドア内部骨格B7や、車体他方側面の前ドアC25のドア内部骨格C26と後ドアD30のドア内部骨格D31に取り付ける各種部品の取り付け位置や、前記各ドア内部骨格A2、B7、C26、D31の外観寸法や形状を統一規格化して共通部品化した。
請求項(抜粋):
ドア内部に骨格を配置し、前記骨格に固定したドアヒンジで前記ドアを車体本体側に枢設した単一車種の車体において、前記車体の一方又は他方の各側面前後ドアのドア内部骨格設計時に、前記車体の一方側面前ドアA(1)のドア内部骨格A(2)に固設した第一骨格継合用キャップA(3)、第二骨格継合用キャップA(4)、第三骨格継合用キャップA(5)と、前記車体の一方側面後ドアB(6)のドア内部骨格B(7)に固設した第一骨格継合用キャップB(8)、第二骨格継合用キャップB(9)、第三骨格継合用キャップB(10)の各配置位置及び配置方向を始め、前記車体の一方側面フロントピラーA(11)へ前記前ドアA(1)を枢設するドアヒンジ(12、13)と、センターピラーB(14)へ前記後ドアB(6)を枢設するドアヒンジ(15、16)の取り付け位置や、前記前ドアA(1)の複合化ドア窓ガラス上下機構装置A(17)やドアキャッチ機構装置A(18)と、前記後ドアB(6)の複合化ドア窓ガラス上下機構装置B(19)やドアキャッチ機構装置B(20)の取り付け位置、また、前記前ドアA(1)専用のドア外パネルA(21)やドア内装パネルA(22)と、前記後ドアB(6)専用のドア外パネルB(23)やドア内装パネルB(24)の取り付け位置等、各種部品の各取り付け位置を統一規格化するとともに、また、前記前ドア内部骨格A(2)本体と後ドア内部骨格B(7)本体の外観形状や各寸法等を統一規格化してドア内部骨格の共通部品に設定し、さらに、前記車体の他方側面前ドアC(25)のドア内部骨格C(26)に固設した第一骨格継合用キャップC(27)、第二骨格継合用キャップC(28)、第三骨格継合用キャップC(29)と、前記車体の他方側面後ドアD(30)のドア内部骨格D(31)に固設した第一骨格継合用キャップD(32)、第二骨格継合用キャップD(33)、第三骨格継合用キャップD(34)の各配置位置及び配置方向を始め、前記車体の他方側面フロントピラーC(35)へ前記前ドアC(25)を枢設するドアヒンジ(36、37)と、センターピラーD(38)へ前記後ドアD(30)を枢設するドアヒンジ(39、40)の取り付け位置や、前記前ドアC(25)の複合化ドア窓ガラス上下機構装置C(41)やドアキャッチ機構装置C(42)と、前記後ドアD(30)の複合化ドア窓ガラス上下機構装置D(43)やドアキャッチ機構装置D(44)の取り付け位置、また、前記前ドアC(25)専用のドア外パネルC(45)やドア内装パネルC(46)と、前記後ドアD(30)専用のドア外パネルD(47)やドア内装パネルD(48)の取り付け位置等、各種部品の各取り付け位置を統一規格化するとともに、また、前記前ドア内部骨格C(26)本体と後ドア内部骨格D(31)本体の外観形状や各寸法等を統一規格化してドア内部骨格の共通部品に設定し、そして、前記車体の一方側面前ドア内部骨格A(2)や後ドア内部骨格B(7)に、予め、前記複合化ドア窓ガラス上下機構装置A、B(17、19)やドアキャッチ機構装置A、B(18、20)等を固設した複合化ドア内部骨格に、前記車体の一方側面前ドアA(1)や後ドアB(6)専用のドアガラスA、B(49、50)やドア外パネルA、B(21、23)、また、ドア内装パネルA、B(22、24)等、各種部品をそれぞれ取り付け固定した前記車体の一方側面前ドアA(1)と後ドアB(6)を、ドアヒンジ(12、13)で車体一方側面のフロントピラーA(11)側に、そして、ドアヒンジ(15、16)でセンターピラーB(14)側にそれぞれ取り付け固設するとともに、前記車体の他方側面前ドア内部骨格C(26)や後ドア内部骨格D(31)に、予め、前記複合化ドア窓ガラス上下機構装置C、D(41、43)やドアキャッチ機構装置C、D(42、44)等を固設した複合化ドア内部骨格に、前記車体の他方側面前ドアC(25)や後ドアD(30)専用のドアガラスC、D(51、52)やドア外パネルC、D(45、47)、また、ドア内装パネルC、D(46、48)等、各種部品をそれぞれ取り付け固定した前記車体の他方側面前ドアC(25)と後ドアD(30)を、ドアヒンジ(36、37)で車体他方側面のフロントピラーC(35)側に、そして、ドアヒンジ(39、40)でセンターピラーD(38)側にそれぞれ取り付け固設したドア閉時において、前記車体の一方側面前ドアA(1)のドア内部骨格A(2)に固設した第一骨格継合用キャップA(3)、第二骨格継合用キャップA(4)、第三骨格継合用キャップA(5)によって冠着される第一骨格継合用ヘッドA(53)、第二骨格継合用ヘッドA(54)、第三骨格継合用ヘッドA(55)を、前記第一骨格継合用キャップA(3)、第二骨格継合用キャップA(4)、第三骨格継合用キャップA(5)に相対す車体本体一方側面の前ドアA受け骨格部(56)の各位置にそれぞれ固設するとともに、前記車体の一方側面後ドアB(6)のドア内部骨格B(7)に固設した第一骨格継合用キャップB(8)、第二骨格継合用キャップB(9)、第三骨格継合用キャップB(10)によって冠着される第一骨格継合用ヘッドB(57)、第二骨格継合用ヘッドB(58)、第三骨格継合用ヘッドB(59)を、前記第一骨格継合用キャップB(8)、第二骨格継合用キャップB(9)、第三骨格継合用キャップB(10)に相対す車体本体一方側面の後ドアB受け骨格部(60)の各位置にそれぞれ固設し、そしてさらに、前記車体の他方側面前ドアC(25)のドア内部骨格C(26)に固設した第一骨格継合用キャップC(27)、第二骨格継合用キャップC(28)、第三骨格継合用キャップC(29)によって冠着される第一骨格継合用ヘッドC(61)、第二骨格継合用ヘッドC(62)、第三骨格継合用ヘッドC(63)を、前記第一骨格継合用キャップC(27)、第二骨格継合用キャップC(28)、第三骨格継合用キャップC(29)に相対す車体本体他方側面の前ドアC受け骨格部(64)の各位置にそれぞれ固設するとともに、前記車体の他方側面後ドアD(30)のドア内部骨格D(31)に固設した第一骨格継合用キャップD(32)、第二骨格継合用キャップD(33)、第三骨格継合用キャップD(34)によって冠着される第一骨格継合用ヘッドD(65)、第二骨格継合用ヘッドD(66)、第三骨格継合用ヘッドD(67)を、前記第一骨格継合用キャップD(32)、第二骨格継合用キャップD(33)、第三骨格継合用キャップD(34)に相対す車体本体他方側面の後ドアD受け骨格部(68)の各位置にそれぞれ固設し構成したことを特徴とした各ドアと車体構造。

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