特許
J-GLOBAL ID:200903014452500457
圧電セラミツクス矩形板の製造方法,その製造された圧電セラミツクス矩形板を用いた圧電トランス及びその圧電トランスを用いた発振回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271218
公開番号(公開出願番号):特開平5-110368
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 簡単な構造で信頼性の高い圧電トランス及び、これを使用した簡単な回路構成の発振回路を得る。【構成】 この圧電トランスは長手方向に2分の3波長の長さの圧電セラミックス矩形板と、その上に形成される電極から構成される。入力電極22は一端から略3分の1の部分を覆っており、部分電極24を有する。入力電極22の対面には接地電極23を有する。出力電極26,26′は矩形板の他端から6分の1波長の位置に、分極用の電極25,25′は出力電極から6分の1波長の位置に形成される。これらの電極26,26′及び25,25′はそれぞれ互いに接続される。電極22及び23には直流高電圧を印加し、厚さ方向に分極する。また電極23及び25と、電極25及び26の間には直流高電圧を印加して長さ方向に逆向きの分極を施す。この圧電トランス使用の発振回路は、電極24からの部分電力を移相回路を経て増巾し、入力電極に帰還して形成される。
請求項(抜粋):
長さ、厚さおよび奥行きをもち、前記長さ方向に一方の端面から実質的に互いに等しい大きさの第1乃至第3の部分を有し、前記厚さ方向に互いに対向した第1および第2の主面を有するセラミックス矩形板を用意し、前記セラミックス矩形板の前記第1の部分の前記第1および第2の主面上に、それぞれ、厚さ方向に互いに対向して第1及び第2の電極を形成し、前記第2の部分と前記第3の部分との境界にある前記第1および第2の主面上に、それぞれ、厚さ方向に互いに対向し、かつ前記奥行き方向に延びる帯状の第3および第4の電極を形成し、前記第3の部分の長さ方向中心位置の前記第1および第2の主面上に、それぞれ、厚さ方向に互いに対向し、かつ前記奥行き方向に延びる帯状の第5および第6の電極を形成し、前記第3の電極と前記第4の電極とを互いに電気的に接続し、前記第5の電極と前記第6の電極とを互いに電気的に接続し、前記第1の電極と前記第2の電極との間に直流高電圧を印加して、それらの間に厚さ方向の分極を施し、前記第2の電極と前記第3の電極との間および第3の電極と前記第5の電極との間に直流高電圧を印加して、それらの間に長さ方向に互いに逆向きの分極を施すステップを有する圧電セラミックス矩形板の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特公昭51-043755
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特公昭51-031155
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特公平1-042152
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