特許
J-GLOBAL ID:200903014454749223

成形品の変形要因評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226307
公開番号(公開出願番号):特開平9-073560
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】成形品における変形の原因となる部位の特定と、成形過程で生じる変形を誘発する要因の特定とを可能とする。【解決手段】成形品変形要因の全てをまたは一つを考慮して、冷却後の成形品の変形を算出するとともに(ステップS1〜S5)、この変形後の成形品形状において隣接する微小三角形要素の成す角度を算出し(ステップS6,S7)、その算出した角度と変形前の同じ微小三角形要素の成す角度との差を算出して、その算出した角度差を微小三角形要素の大きさに依存しない曲率値に換算する(ステップS8,S9)。そして、これらの換算値を隣接する全ての微小三角形要素の組について求めることにより、最も変形の大きい部位と変形の原因となる部位とを特定し、その特定した各部位について、変形要因の全てを考慮した換算値と、変形要因の一つを考慮した換算値とを比較して変形誘発要因を判別する。
請求項(抜粋):
金型の型窩に対応する成形品形状を微小三角形要素に分割し、数値解析法により各微小三角形要素に対する溶融材料の充填進行状況をシミュレーションするシステムにおいて、成形品変形要因の全てを考慮して冷却後の成形品の変形を算出するとともに、この変形後の成形品形状において隣接する微小三角形要素の成す角度を算出し、その算出した角度と変形前の同じ微小三角形要素の成す角度との差を算出して、その算出した角度差を微小三角形要素の大きさに依存しない値に換算する一方、成形品変形要因の一つを考慮して冷却後の成形品の変形を算出するとともに、この変形後の成形品形状において隣接する微小三角形要素の成す角度を算出し、その算出した角度と変形前の同じ微小三角形要素の成す角度との差を算出して、その算出した角度差を微小三角形要素の大きさに依存しない値に換算し、これらの換算値を隣接する全ての微小三角形要素の組について求めることにより、最も変形の大きい部位と変形の原因となる部位とを特定し、その特定した各部位について、変形要因の全てを考慮した前記換算値と、変形要因の一つを考慮した前記換算値とを比較することにより、値の最も大きいものを変形を誘発する要因として判別することを特徴とする成形品の変形要因評価方法。
IPC (2件):
G06T 17/20 ,  B29C 45/76
FI (2件):
G06F 15/60 622 C ,  B29C 45/76
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-095680
  • 特開平2-310602
  • 特開平2-205975
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