特許
J-GLOBAL ID:200903014456451035

転がり軸受用密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045499
公開番号(公開出願番号):特開平8-240228
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 外輪1を変形させず、しかもシールド板19を外輪1に対して容易に且つ確実に装着できる構造を得る。【構成】 外輪1の端部内周面に係止凹溝16を設ける。又、シールド板19の外周縁部に断面形状がコ字形の折り返し部20を形成する。そして、この折り返し部20を上記係止凹溝16に係止する。
請求項(抜粋):
内周面中間部に外輪軌道を有する外輪と、外周面中間部に内輪軌道を有する内輪と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体とから成る転がり軸受に組み込まれ、上記外輪軌道と内輪軌道との間で上記複数の転動体を設けた部分を外部から隔てる転がり軸受用密封装置であって、上記外輪の内周面の少なくとも一端部にこの内周面の全周に亙って形成された係止凹溝と、その外周縁をこの係止凹溝に係止し、その内周縁を上記内輪の外周面端部に近接させたシールド板とを備え、上記係止凹溝は、上記外輪軌道側を比較的大きな段差を有する段部で、上記外輪の開口端部側を比較的小さな段差を有する突条部で、それぞれ仕切られたものであり、上記シールド板は金属板により全体を円輪状に造られて、基部の外周縁部にこの基部に対向する弾性部を有する折り返し部を、上記金属板を断面略コ字形に折り返す事により形成したものであり、上記折り返し部が自由状態での上記弾性部は、その先端縁に向かう程上記基部との距離が大きくなる方向に傾斜しており、上記シールド板は上記係止凹溝に、上記弾性部を上記段部に当接させる状態で、その外周縁を係止したものである転がり軸受用密封装置。
IPC (2件):
F16C 33/78 ,  F16B 4/00
FI (2件):
F16C 33/78 E ,  F16B 4/00 D

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