特許
J-GLOBAL ID:200903014456758270

マルチスクリーン方式デイスプレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092574
公開番号(公開出願番号):特開平5-150730
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】複数の画像表示装置(以下コア)を用いて一枚の画面を表示するマルチスクリーン方式ディスプレイ装置において、ABL(自動輝度制限装置)制御のばらつきを検出し、フィードバック制御することにより、全てのコアの輝度レベルを一定にする。【構成】基準信号挿入回路により、入力される映像信号の帰線期間中又はオーバースキャン相当期間に基準電圧を挿入し、前期基準電圧をコントラスト及び(又は)輝度制御回路の後段から取り出す。特定のコアの映像信号より取り出された基準電圧信号を基準信号とし、他のコアの映像信号より取り出された基準電圧信号、即ち比較信号を前期基準信号と比較して制御電圧を生成する。前期制御電圧により、基準信号レベルと比較信号レベルが常に一致するようにフィードバック制御することで、ABL制御のばらつきを吸収し、全てのコアの輝度レベルを一定にすることができる。
請求項(抜粋):
複数のブラウン管方式画像表示装置(コア)を組み合わせて、1枚の画像を表示するマルチスクリーン方式ディスプレイ装置であって、各コア毎の平均ビーム電流を検出する手段と、該検出した各コア毎の平均ビーム電流から最も大きいビーム電流値情報を選択し、該選択したビーム電流値情報に従って全てのコアのコントラスト及び(又は)輝度を共通に制御する手段か又は、各コア毎のCRT駆動電圧の平均値を検出する手段と、該検出した各コア毎のCRT駆動電圧の平均値から最も大きい平均値情報を選択し、該選択したCRT駆動電圧の平均値情報に従って全てのコアのコントラスト及び(又は)輝度を共通に制御する手段とで構成されたABL(自動輝度制限装置)制御手段を有するマルチスクリーン方式ディスプレイ装置において、各コアのコントラスト及び(又は)輝度制御の前段の映像信号の帰線期間中又はオーバースキャン相当期間に基準電圧を挿入する基準電圧挿入回路と、前記各コアのコントラスト及び(又は)輝度制御後の映像信号に挿入された基準電圧を取り出し、最大のビーム電流平均値を示すコアの基準電圧か又は、最大のCRT駆動電圧平均値を示すコアの基準電圧を基準信号として選択し、他のコアの基準電圧と比較する比較回路と、各コアのコントラスト及び(又は)輝度制御回路に入力される制御信号を切り替えるスイッチと、から成るABL制御のばらつき補正回路を設けたことを特徴とするマルチスクリーン方式ディスプレイ装置。
IPC (3件):
G09G 1/00 ,  G09G 5/00 ,  H04N 5/68

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