特許
J-GLOBAL ID:200903014465525564

アレーアンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-221347
公開番号(公開出願番号):特開平10-065439
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 構成品である送受信モジュールの使用数を低減し、低価格で実装性に優れたアレーアンテナ装置を得る。【解決手段】 アンテナ開口面上の複数の素子アンテナに共通に1つの送受信モジュールを接続し、さらにアンテナ開口面前面に透過型移相器を装備した構成とし、送受信モジュール内の移相器の制御によりEl面内のビーム走査用波面を、透過型移相器の制御によりAz面内のビーム走査用波面を形成することにより、3次元空間内の任意の角度方向にアンテナビームを指向させるようなビーム制御アルゴリズムを信号処理器内に搭載する。
請求項(抜粋):
複数個の素子アンテナから成る平面上のアンテナ開口部、上記アンテナ開口部への送信電力分配供給及びアンテナ開口部で受信された信号の合成を行う電力分配合成器、モノパルス受信信号を生成するモノパルス信号合成器、上記素子アンテナの励振位相を制御する移相器、空間へのアンテナビームの指向方向を電子的に変化させるためのビーム制御信号を発生し得る信号処理器とを備えたアレーアンテナ装置において、上記アンテナ開口面と電力分配合成器との間に装備された、アンテナ開口面を構成する単一の行に属する複数個の素子アンテナの励振位相を共通に制御する伝送線路型移相器を含む複数個の送受信モジュール、並びにアンテナ開口面の前面に装備された、その中間に所定の間隔でスイッチング素子群が挿入された上下方向に延びた導体線群を含む積層基板から成り、上記スイッチング素子への印加電圧の制御によりそこに入射する電磁波の透過位相を制御し得る透過型移相器とを有し、上記信号処理器内には開口面上の垂直方向の位相勾配を送受信モジュール内の伝送線路型移相器の位相設定量の差異によって形成し、さらに水平方向の位相勾配をスイッチング素子群への供給バイアスの差異によって生じる透過型移相器の位相設定量の差異によって形成し、両者の重畳作用により3次元空間内の任意の角度にアンテナビームを指向させるビーム制御信号発生機能を具備したことを特徴とするアレーアンテナ装置。
IPC (6件):
H01Q 21/00 ,  G01S 7/02 ,  G01S 7/03 ,  G01S 7/28 ,  H01Q 3/30 ,  H01Q 23/00
FI (6件):
H01Q 21/00 ,  G01S 7/02 F ,  G01S 7/03 D ,  G01S 7/28 Z ,  H01Q 3/30 ,  H01Q 23/00

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