特許
J-GLOBAL ID:200903014465672567

改良された縫合装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-520692
公開番号(公開出願番号):特表2002-500899
出願日: 1998年11月18日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】縫合装置は、手前側と向こう側とを有する2つの対象物を接合できるようになっている。本装置は、作業チャネルと、近位端と遠位端の間を延びる軸とを有する細長い支持構造を含んでいる。この支持構造は、2つの対象物の間を延びるガイドワイヤ上で、近位端が手前側に配置され遠位端が向こう側に配置される作動位置に配置できるようになっている。ガイドワイヤを取り出すと、スタイレットを使用して縫合糸を配置し、作業チャネル内を近位端から遠位端まで延びることができるようになる。1対のフックは、支持構造の近位端の近位位置から対象物と支持構造内の1対のスロットとを通り、フックが支持構造の遠位端の作業チャネル内で縫合糸と係合する遠位端まで移動可能である。容易に縫合糸を結び2つの対象物を接合できるようにするため、アクチュエータは、フックと係合された縫合糸とを遠位位置から近位位置まで動かす操作ができるようになっている。もしくは、縫合糸ループは、一方向フックを使って対象物を通り作業チャネル内へと運ぶこともできる。次にフックは、縫合糸ループを作業チャネルに残したまま引き出されるが、そこで縫合糸ループはスネアに係合され、2つの対象物の間を近位方向に引き出される。作動に備えた配置に先立ち、縫合装置に縫合用の外科用綿撒糸を追加してもよいし、フックが対象物を通過する際に少なくとも外科用綿撒糸を支えるためバッキング部材を設けることもできる。
請求項(抜粋):
手前側と向こう側とを有する組織壁によって輪郭付けられる切開創又は創傷を閉鎖するための縫合装置において、 近位端と遠位端の間に延びる軸を有する細長い支持構造と、 前記支持構造の遠位端に配置され、切開創を通すのに適したサイズ及び形状となっていて、組織壁の向こう側上の組織壁に構造的支持を提供するための特性を有するレシーバーと、 前記支持構造の遠位端近傍の第1端と前記支持構造の近位端近傍に操作可能に配置されている第2端とを有し、操作可能に配置されている縫合糸と、 前記支持構造に対して可動であり、前記縫合糸の第1端を切開創を取り囲む組織壁を通して前記縫合糸の第1端を捕捉するための特性を有する、前記レシーバー内に動かせるようになっているキャリアとを備え、 切開創から装置を取り外すと、組織及び切開創又は創傷を通して延びる前記縫合糸の第1端と第2端との間の近接関係が容易に作り出せることを特徴とする縫合装置。
Fターム (1件):
4C060BB02

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