特許
J-GLOBAL ID:200903014470144870

分布光反射器及びそれを用いた波長可変半導体レーザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208986
公開番号(公開出願番号):特開平6-061572
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】非活性導波路領域の等価屈折率変化量が従来程度でも、活性導波路領域の利得帯域幅にわたり広帯域波長掃引可能な分布反射型半導体レーザを得る。【構成】回折格子4の結合係数が、一定長領域中で連続的または断続的に変化する回折格子を、上記領域長を周期として2周期以上連続して形成された分布光反射器を用いて、波長可変半導体レーザを形成する。
請求項(抜粋):
基板上に、該基板より光学的屈折率が大きい光導波路層と、該光導波路層よりも屈折率が小さい光閉じ込め層とを、それぞれ1層以上含む光導波路を有し、上記光導波路を形成する1層以上の層に、周期的な凹凸を形成または周期的な組成の変化を形成することにより、上記光導波路の等価屈折率を周期的に変化させて回折格子を形成し、上記周期からBraggの回折条件で決定される波長の光に対して反射作用を有する分布光反射器において、上記回折格子の結合係数が、一定長さの領域中で連続的または3段階以上断続的に変化し、上記結合係数が変化する回折格子が、上記領域の長さを周期として少なくとも2周期以上連続して、周期的に形成されていることを特徴とする分布光反射器。

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