特許
J-GLOBAL ID:200903014470163964

同一軸上で推力の切換が可能なリニアモータの構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156651
公開番号(公開出願番号):特開平8-331832
出願日: 1995年06月01日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】同一軸上におけるリニアモータの推力の切換。【構成】 工作機械のコラムCL上に設置されるリニアモータは、工具テーブルTBに取り付けられたスライダSL、コラムCL上で軸方向に沿って敷設された固定マグネットMG、ガイド機構で構成される。ガイド機構は、ガイドレールGL、工具テーブルTBに取り付けられたガイドナットGNで構成される。固定マグネットMGは、加工領域にあたる区間では永久磁石セグメントを2列配置とし、工具交換領域にあたる区間では1列配置とする。これにより、工具交換領域における固定マグネットの磁場発生能力は、加工領域のほぼ半分となる。加工領域で静止した状態で工具交換領域への移動指令が制御装置内で出力されると、可動スライダSL内に巻回されたコイルが励磁され移動が開始される。可動スライダSLが加工領域内にある間は強い推進力で移動が行なわれるが、その先端が工具交換領域に進入を開始すると、次第に発生し得る推進力が低下する。可動スライダSLが工具交換領域内に完全に収まると、発生し得る推進力がほぼ半減する。
請求項(抜粋):
同一軸上で推力の切換が可能なリニアモータの構造であって、前記リニアモータの本体部の固定側部分を構成する固定マグネットあるいは固定スライダと、案内機構に案内されて一つの軸上で可動な移動側部分を構成する可動スライダあるいは可動マグネットの内、軸上で移動しない側の磁場発生能力を同一軸上に沿って設けられた複数の区間毎に定められており、前記可動側部分の前記一つの軸上の移動位置に応じて推力の切換が行われる、前記リニアモータの構造。
IPC (3件):
H02K 41/02 ,  B23Q 1/58 ,  B23Q 5/28
FI (3件):
H02K 41/02 Z ,  B23Q 5/28 B ,  B23Q 1/14 Z

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