特許
J-GLOBAL ID:200903014474235986

ホウフッ化物イオンを含有する廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾関 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145361
公開番号(公開出願番号):特開平7-328645
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】高濃度のフッ素とホウ素を含有する廃水を比較的簡単な且つ容易に実施できる手段で処理して、脱フッ素および脱ホウ素する方法を開発すること。【構成】ホウフッ化物イオンを含有する廃水に硫酸アルミニウムを添加し、50°C以上の温度で反応させホウフッ化物イオンを分解する第1工程と、前記第1工程の溶液に炭酸カルシウムを添加して、pH4以下でフッ素をフッ化カルシウムとして固定する第2工程と、第2工程のスラリー溶液に水酸化カルシウム又は(及び)塩化カルシウムを添加してpH4以下でフッ化カルシウムを熱成させる第3工程と、第3工程のスラリーに50°C以下の温度で水酸化カルシウムを添加してpHを9以上にしてホウ素およびフッ素を、不溶性化合物に変換した後、固液分離する第4工程とをこの順序で行うこと。
請求項(抜粋):
ホウフッ化物イオンを含有する廃水に硫酸アルミニウムを添加し、50°C以上の温度で反応させホウフッ化物イオンを分解する第1工程と、前記第1工程の溶液に炭酸カルシウムを添加して、pH4以下でフッ素をフッ化カルシウムとして固定する第2工程と、第2工程のスラリー溶液に水酸化カルシウム又は(及び)塩化カルシウムを添加してpH4以下でフッ化カルシウムを熱成させる第3工程と、第3工程のスラリーに50°C以下の温度で水酸化カルシウムを添加してpHを9以上にしてホウ素およびフッ素を、不溶性化合物に変換した後、固液分離する第4工程からなることを特徴とするホウフッ化物イオンを含有する廃水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/58 ZAB ,  C02F 1/58

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