特許
J-GLOBAL ID:200903014475683966

一体となった制動および保持機能を備える自動車のドアヒンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-544901
公開番号(公開出願番号):特表2002-512330
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】この発明は、一体となった制動および保持機能を有する自動車ドアヒンジに関する。前記ドアヒンジは、ドアアセンブリ部品、ドアまたはドアピラーに作用する第1のヒンジハーフ(1)と、他方のドアアセンブリ部品に作用する第2のヒンジハーフ(2)とからなる。ドアヒンジはまた、両方のヒンジハーフを互いに回動可能に接続するヒンジピン(3)を含む。ヒンジピンは、固体材料からなり、ヒンジハーフの少なくとも1つのヒンジアイ(14)内に動きばめで収容され、他方のヒンジハーフの少なくとも1つのヒンジアイ(6)内に締りばめで収容される。ヒンジに一体化された制動および保持装置は、少なくとも1つのばね荷重の制動および保持体(8)を含む。前記制動および保持体は、ヒンジピンに対して径方向に整列され、ヒンジピン(3)の周面プロファイルと相互作用し、前記プロファイルは、その周面の少なくとも一部にわたって延在する。この発明の目的は、ドアの予め定められた許容開放角度にわたって、ドアの開放運動の制動の増大を獲得することであり、かつ反対に、ドアの漸進的により容易となる閉鎖運動を獲得することである。この目的のために、その周面の一部にわたって延在するヒンジピンの周面プロファイルは、制動傾斜部(9)を形成し、これは、ドア開放方向に連続的に盛り上がる輪郭を含む。さらに、前記制動傾斜部(9)と相互作用する制動および保持体(8)は、摩擦体として構成される。
請求項(抜粋):
一体となった制動および保持機能を備える自動車のドアヒンジであって、一方のドア構成部品、すなわちドアまたはドアピラーに取付け可能である第1のヒンジハーフと、他方のドア構成部品に取付け可能である第2のヒンジハーフと、2つのヒンジハーフを互いに回動可能に接続するヒンジピンとからなり、ヒンジピンは、固体材料からなり、かつ一方のヒンジハーフの少なくとも1つのヒンジラグ内に動きばめされ、他方のヒンジハーフの少なくとも1つのヒンジラグ内に堅くはめられて配置され、ヒンジに一体化される制動および保持装置は、少なくとも1つのばね荷重の制動および保持体を含み、これは、前記ヒンジピンの周面の一部にわたって延在するヒンジピン周面プロファイルと協働し、かつヒンジピンに対して径方向に配向され、 前記ヒンジピンの周面の一部にわたって延在するヒンジピン周面プロファイルは、ドア開放方向に連続して盛り上がる輪郭プロファイルを有する制動傾斜部を形成し、前記制動傾斜部と協働する制動および保持体は、摩擦体として設計されることを特徴とする、自動車のドアヒンジ。
IPC (2件):
E05D 11/08 ,  B60J 5/04
FI (3件):
E05D 11/08 D ,  B60J 5/04 L ,  B60J 5/04 K

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