特許
J-GLOBAL ID:200903014486324887

ロツクアツプクラツチの試験方法及び試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217293
公開番号(公開出願番号):特開平5-052703
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップクラッチの入出力を共通の駆動源で駆動して、構造を簡易化するとともに稼働コストを低減し、かつ、トルクコンバータによるトルク伝達作用を加味した試験を実施して、通常の使用時を前提とするクラッチの特性を得る。【構成】 トルクコンバータTC内のロックアップクラッチCの入力側に接続された駆動モータ4と、出力側に接続されたフライホイール17及びブレーキ16と、前記ロックアップクラッチCを断接操作するクラッチ断接用油圧回路121と、前記駆動モータ4にてロックアップクラッチCの入力側を第一設定回転数で駆動し、前記ブレーキ16の制動力で出力側を第二設定回転数まで低下させて、前記クラッチCを接続するCPU141とを具備するため、クラッチCの入出力が共通の駆動モータ4にて駆動されて、試験装置の構造が簡易化されるとともに消費電力が低減され、かつ、クラッチCは、実際の車載時と同様に、トルクコンバータTCにて入力側から出力側にトルク伝達された状態で接続される。
請求項(抜粋):
車両用自動変速機のトルクコンバータに内装されたロックアップクラッチを遮断する工程と、慣性体が接続された前記ロックアップクラッチの他側に、所定の制動力を印加する工程と、前記ロックアップクラッチの一側を予め設定された第一設定回転数で回転駆動し、前記トルクコンバータを介してロックアップクラッチの他側を慣性体と共に、前記第一設定回転数より低回転の第二設定回転数で回転させる工程と、前記ロックアップクラッチを接続して、前記一側及び他側の間に発生した回転差を吸収する工程とを具備することを特徴とするロックアップクラッチの試験方法。

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