特許
J-GLOBAL ID:200903014494912143

多重アクセス防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-259860
公開番号(公開出願番号):特開2000-112867
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【目的】ネットワーク上のスキャナへの制御パケットの送信にコネクションレス・プロトコルを使用しながら、あるクライアントによるスキャナとのセッションの継続中には別のクライアントが当該スキャナにアクセスできないようにする。【構成・作用】スキャンによって得られたデータの送信にはコネクション指向プロトコルを使用する。コネクションが確立されたとき、当該コネクションを行っているクライアントを識別する情報を記録する。コネクションレス・プロトコルである制御パケットが与えれたとき、その制御パケットが何らかの状態変更を指示する内容である場合には、現在のコネクションを保有しているクライアントがこの制御パケットの送信元と一致しない限り、制御パケットを受け入れない。
請求項(抜粋):
以下のステップ(a)から(j)を有し、少なくとも1つの走査型周辺装置とサーバとを有し前記サーバは制御データの通信にはコネクションレス・プロトコルを利用し、スキャン・データの通信にはコネクション指向プロトコルを利用するネットワークにおいてデータグラムベースの制御プロトコルによるクライアントの多重アクセスを防止する方法:(a) 第1のクライアントが、前記サーバとのコネクションをオープンするために、前記サーバに対してオープン・コネクション要求を送信する;(b) 前記サーバが、別のクライアントとのコネクションが現在オープンしているかどうかを判断するためにチェックする;(c) コネクションが現在オープンしている場合に、前記サーバが前記オープン・コネクション要求を拒絶する;(d) 別のクライアントとのコネクションが現在オープンしていない場合に、前記サーバが前記コネクション要求を受け入れ、予め定められたクライアント情報を記憶する;(e) 前記クライアントが、予め定められたアクションについてのデータグラムベース・プロトコル要求を前記サーバに対して送信する;(f) 前記サーバが、前記予め定められたアクションが保護されたアクションであるかどうか、また前記要求が現在オープンしているコネクションを有するクライアントからであるかどうかを判断する;(g) 前記サーバが、保護されたアクションについてのデータグラムベース・プロトコル要求を行った、現在オープンしているコネクションを有さない任意のクライアントに対して、エラーメッセージを送信する;(h) 前記データグラムベース・プロトコル要求が、現在オープンしているコネクションを有する前記クライアントによって行われたものである場合に、前記サーバが当該要求を処理する;(i) 前記クライアントおよび前記サーバのうちの1つが、動作の終了に当たって前記オープンしているコネクションをクローズする。
IPC (2件):
G06F 13/14 310 ,  G06F 13/12 340
FI (2件):
G06F 13/14 310 A ,  G06F 13/12 340 D

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