特許
J-GLOBAL ID:200903014495756293
エレクトロクロミック素子
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
加藤 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-210555
公開番号(公開出願番号):特開2009-042697
出願日: 2007年08月11日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】ハロゲン光とHID(High Intensity Discharged lamp)光の双方に対し防眩性を有し、かつ防眩時の対象物の視認性を向上させた液体型EC(エレクトロクロミック)素子を提供する。【解決手段】還元着色剤としてビフェニルジカルボン酸ジエチルを含み、酸化着色剤としてフェロセンまたはフェノチアジンを含むEC液でEC層を構成する。反射型素子の場合、反射率のピーク波長が510〜600nmにあり、400〜510nmの平均反射率が10%以下、510〜600nmの平均反射率が23%以上、600〜800nmの平均反射率が15%以下である。透過型素子の場合、透過率のピーク波長が510〜600nmにあり、400〜510nmの平均透過率が15%以下、510〜600nmの平均透過率が20%以上、600〜800nmの平均透過率が35%以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
透明な第1基板の一方の面に透明な第1導電膜を形成し、
第2基板の一方の面に第2導電膜を形成し、
該第2基板のいずれか一方の面に反射膜を形成し、
これら第1基板と第2基板を前記第1、第2導電膜どうしを向かい合わせにして所定の空隙を隔てて対向配置してセルを構成し、
前記第2導電膜が前記反射膜を兼用する金属反射膜で構成され、もしくは前記第2基板が透明基板で構成されかつ前記第2導電膜が透明導電膜で構成されかつ前記反射膜が前記第2基板の前記第2導電膜と反対側の面に形成され、または前記第2導電膜が透明導電膜で構成されかつ前記反射膜が前記第2基板と前記第2導電膜の間に形成され、
前記セル内に、還元着色剤としてビフェニルジカルボン酸ジエチルまたはその誘導体を含みかつ酸化着色剤としてフェロセンもしくはその誘導体またはフェノチアジンもしくはその誘導体を含むEC液を注入してEC層を構成してなり、
着色時に前記第1基板の表面側から入射した光が前記反射膜で反射され、該反射光が前記第1基板の表面側から出射されるときの入射光に対する出射光の反射率特性が、
反射率のピーク波長が510〜600nmにあり、
400〜510nmの平均反射率が10%以下、
510〜600nmの平均反射率が23%以上、
600〜800nmの平均反射率が15%以下
である反射型エレクトロクロミック素子。
IPC (2件):
FI (5件):
G02F1/15 501
, G02B5/08 A
, G02B5/08 E
, G02F1/15 508
, G02F1/15 503
Fターム (21件):
2H042DA08
, 2H042DA11
, 2H042DA14
, 2H042DB02
, 2H042DB10
, 2H042DC02
, 2H042DE01
, 2K001AA07
, 2K001AA10
, 2K001BB19
, 2K001BB28
, 2K001CA22
, 2K001CA31
, 2K001CA32
, 2K101DB03
, 2K101DB23
, 2K101DC03
, 2K101DC06
, 2K101DC42
, 2K101EK04
, 2K101EK07
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
全件表示
前のページに戻る