特許
J-GLOBAL ID:200903014504382296
超音波流量計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 好道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-268300
公開番号(公開出願番号):特開2002-071411
出願日: 2000年09月05日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 反射波に伴う1.5往復ノイズに起因する測定誤差をなくす。消費電流を減らす。【解決手段】 超音波を受信すると再度発信する動作を複数回(n回)繰り返して総到達時間を測定することを、順方向と逆方向で行って流速・流量を求める。一方向の繰り返しを次のようにする。先ず2回は受信と同時に次の発信を行う。次の2回は受信したあと超音波の半周期の時間tだけ遅れて次の発信をする。このような動作を2回ずつ交互に行う。こうして見かけの総到達時間を計測し、半周期ずつの遅れによる時間を補正して、正しい到達時間を求め、流速・流量を演算する。図に波線で示す1.5往復ノイズの影響はn回の繰り返しで打ち消される。
請求項(抜粋):
送信側にも受信側にもはたらく少なくとも1対の超音波送受波器を設け、流体の流れの中を上流から下流及び下流から上流に超音波の送受を行い、その各向きの到達時間より流速さらに流量を求める超音波流量計であって、先ず送信側の送受波器を発信させ、受信側の送受波器の信号を入力とする受信波検知部が受信波の特定波のゼロクロスポイントを検知すると、再び送信側の送受波器を発信させるようにし、これを一定回数(n回)繰り返すよう構成し、最初の発信から一定回数目(n回目)の受信波の特定波のゼロクロスポイントまでの時間を測定し、その結果から到達時間を求めるようにしたもので、前記受信波検知部が受信波の特定波のゼロクロスポイントを検知してから再び送信側の送受波器を発信させるまでに、時間を置かずに行う発信と、超音波の周期の半分の時間を置いて行う発信を選択できるようにし、この2つを交互に2回ずつ選択するようにし、この時間を置いて行う発信により前記最初の発信から一定回数目の受信波の特定波のゼロクロスポイントまでの時間が長くなる分を補正して前記到達時間を求めるようにした超音波流量計。
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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流量計測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-135282
出願人:松下電器産業株式会社
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超音波流速計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-317361
出願人:松下電器産業株式会社
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