特許
J-GLOBAL ID:200903014504424380

乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-218466
公開番号(公開出願番号):特開2003-025955
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で、乗員の減速度を好適に低減する車体減速度波形を実現して乗員の傷害値低減を可能にする。【解決手段】 衝突検出時に第1の加速度発生手段により車体側に設けられた可動部をシートベルトの拘束を強める方向に慣性質量部材と共に移動させて可動部に平均減速度(車体減速度)より大きい減速度を安定して発生させ、可動部が所定量移動したらその移動を第2の加速度発生手段により阻止することにより可動部に逆向きの減速度を発生させることで、乗員減速度の低減に好ましい車体減速度波形を実現することができる。これにより、従来よりも小さな車体変形量でも大幅に乗員への衝撃を低減することができるばかりでなく、更に乗員の車体に対する車内での移動量を小さくすることができるため、二次衝突の可能性を低減できる。
請求項(抜粋):
車室にてシートに着座した乗員を拘束するためのシートベルトの少なくとも一部が結合され、かつ結合された該シートベルトを当該乗員の拘束を強める方向に引っ張るべく移動可能に車体側に支持された可動部と、前記可動部の前記拘束強め方向への移動時に慣性力を発生させる慣性質量部材と、車体の前方衝突を検出するための衝突検出手段と、前記衝突検出手段による検出信号の発生に応じて前記拘束強め方向の力を前記可動部に加えるための第1の加速度発生手段と、前記可動部が前記拘束強め方向に所定量移動したらその後の前記可動部の移動を阻止する方向の力を前記可動部に加えるべく前記車体側に設けられた第2の加速度発生手段とを有することを特徴とする乗員保護装置。
IPC (3件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/22 ,  B60R 22/46
FI (3件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/22 ,  B60R 22/46
Fターム (8件):
3D018BA12 ,  3D018BA14 ,  3D018CB05 ,  3D018DA04 ,  3D018DA07 ,  3D018EA04 ,  3D018HB01 ,  3D018QA04

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