特許
J-GLOBAL ID:200903014512713110

車両用エンジン冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005437
公開番号(公開出願番号):特開平7-208162
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 自動車へのラジエータの搭載性を悪化させることなく、且つ電動ファンの消費電力を抑えながらも、エンジンの冷却水の異常な水温上昇を防止してオーバーヒート現象を回避する。【構成】 ラジエータ5のリザーブタンク10内に、複数の連通孔が形成されたケーシングを固定した。そして、ケーシング内に、パラフィン系ワックスよりなる蓄熱材を封入したカプセルを複数挿入した。これらにより、仮に高負荷走行直後にアイドリング状態にしてウォータポンプ7の作用による冷却水の循環量が減少して冷却水温が蓄熱材の融点を越えた場合でも、その領域の熱量を蓄熱材に吸熱して、エンジン4の冷却水の異常な水温上昇を防止できるようになった。よって、ラジエータ5のサイズを増大したり、電動ファン14の冷却性能を向上させたりすることなく、所望の冷却性能が得られるようになった。
請求項(抜粋):
(a)車両に搭載された水冷式のエンジン、このエンジンの冷却水を空気と熱交換させて冷却する熱交換器、および前記エンジンの回転に応じた循環量にて冷却水を循環させるポンプを有する冷却水回路と、(b)前記熱交換器へ空気を送風する冷却ファンと、(c)前記冷却水回路内に挿入され、冷却水温が所定水温を越えるとその領域での熱量を吸熱する蓄熱材とを備えた車両用エンジン冷却装置。
IPC (2件):
F01P 3/20 ,  F28D 20/02

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