特許
J-GLOBAL ID:200903014513921086

流体トルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289324
公開番号(公開出願番号):特開平8-303551
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【課題】 コンバータ回路から来て摩擦面の範囲でくぼみを貫流する油の体積流量が、僅かな実験でその都度の要求条件に厳密に適合可能となるように、流体トルクコンバータの直結クラッチを構成すること。【解決手段】 流体トルクコンバータが直結クラッチを備えており、このクラッチは、少なくとも1つのフェーシングを介してコンバータハウジングに結合可能且つ軸方向で変位可能なピストンを含む。このピストンは、コンバータハウジングに対向する側面で室を限定し、直結クラッチが有効のときこの室にコンバータ回路よりも低い圧力が印加される。直結クラッチは、摩擦面の範囲に、コンバータ回路から作動流体を貫流させる少なくとも1つのくぼみを備えて構成されている。くぼみ22はフェーシングの半径方向内端の範囲で室に注ぎ、ピストン7に設けられる少なくとも1つの凹部15に至る少なくとも1つの連絡部21を有する。この凹部15は、コンバータ回路に対して圧力降下を生成するために、連絡部21又はくぼみ22に比べて小さな横断面積で構成されている。
請求項(抜粋):
直結クラッチを有する流体トルクコンバータであって、このクラッチが、少なくとも1つのフェーシングを介してコンバータハウジングに結合可能且つ軸方向で変位可能なピストンを含み、このピストンが、コンバータハウジングに対向する側面で室を限定し、直結クラッチが有効のときこの室にコンバータ回路よりも低い圧力が印加されており、コンバータ回路から作動流体、主に油、を貫流させる少なくとも1つのくぼみが摩擦面の範囲に構成されており、これらのくぼみがフェーシングの半径方向内端の範囲で室に注ぐものにおいて、くぼみ(22)が、ピストン(7) に設けられる少なくとも1つの凹部(15)に至る少なくとも1つの連絡部(21)を介してコンバータ回路に接続されており、凹部(15)が、コンバータ回路に対して圧力降下を生成するために、くぼみ(22)との連絡部(21)に比べて、又はくぼみに比べて、小さな横断面積で構成されていることを特徴とする、流体トルクコンバータ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-051565

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