特許
J-GLOBAL ID:200903014518856070

画像データの補間演算方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203208
公開番号(公開出願番号):特開平9-051428
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 画像データの補間演算装置において、鮮鋭度が互いに異なる2つの補間演算を線形結合して得られる補間画像の鮮鋭度を画像上の部位の特徴に応じて調整できるようにする。【解決手段】 鮮鋭度の比較的高いCubic スプライン補間演算による補間係数Cijと鮮鋭度の比較的低いBスプライン補間演算による補間係数Bijとを、補間画素における濃度ベクトルPV の大きさが大きいほど単調減少する重み付け係数wを用いて下記式にしたがって、新たな補間係数Aijを算出し、この新たな補間係数Aijと画像データ記憶装置22から入力された1次画像データSorg とに基づいて、濃度ベクトルの大きさに応じた所望の鮮鋭度の補間画像を得る。Aij=(1-w)Cij+wBij
請求項(抜粋):
画像を表す原画素のそれぞれについての画素値を表す多数の原画像データYijについて、比較的鮮鋭度の高い補間画像を得る下記式(1)で表される補間関数αにおける前記各原画像データYijごとの対応する補間係数Cij、および比較的鮮鋭度の低い補間画像を得る下記式(2)で表される補間関数βにおける前記各原画像データYijごとの対応する補間係数Bijを求め、該各補間係数を下記式(3)に示すように重み付け係数wにより重み付け線形結合することにより得られた新たな補間係数Aijに基づく補間関数hによる式(4)にしたがった補間演算を行って、前記原画素とは間隔の異なる補間画素における補間画像データを求める画像データの補間演算方法であって、α=ΣCij・Yij (1)β=ΣBij・Yij (2)Aij=(1-w)・Cij+w・Bij (3)h=ΣAij・Yij (4)前記画像上の前記補間画素における濃度ベクトルを算出し、該濃度ベクトルの大きさが大きいほど前記重み付け係数wの値が小さくなるように該重み付け係数wを補正することを特徴とする画像データの補間演算方法。
IPC (3件):
H04N 1/393 ,  G03B 42/02 ,  G06T 3/40
FI (3件):
H04N 1/393 ,  G03B 42/02 B ,  G06F 15/66 355 C

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